海外のお店で困らない会話と応対のコツとは

こんにちは、「信元夏代のスピーチ術」編集長 信元のアシスタントをしています、細井郁代(ホソイ イクヨ)です。

月に数回、私は信元チームの一員として、ニューヨークをベースとした異文化のあれこれを、読者の皆さんに近い立場から文字に落とし込発信していく、細井の体験レポのお時間です。

アシスタントの傍ら私は学校に通ってますが、特にコミュニケーションを取る上ではまだまだ戸惑う場面が沢山あります。

さて今回はクリスマスシーズン真っただ中という事で、買い物にまつまるコミュニケーションの日本とニューヨークの違いについて、前回に引き続き書いて行きたいと思います。

日本人も多く住むと言われるイーストヴィレッジの光景

前回の記事はこちらhttps://natsuyo-speech.media/cultural-differences/newyork-real-spoken-6/

店員に話しかけられたらどうすればいいの?

結論から先に書きましょう。

挨拶されたら挨拶を返し、話しかけられた際もし質問などあったら遠慮なく聞きましょう。もし一人で見たい気分だったらきちんと丁寧に伝えましょう。

つい日本人の私たちは

●会釈で返す

●受け流す

お店の中でそんなことをしがちであり、無意識にそんな反応を取っていることが多い気がします。

話は少し変わりますが、ニューヨークに来て驚いたことの一つに、買い物に行った際、どんなお店でも明確に役割や担当が分けられている事です。

洋服のブランド・百貨店・レストランなど、普段行く場所のありとあらゆる場所でこういった明確な役割分担はよく見ます。

例えばアパレルショップを例に話を進めて行きましょう。

私がよく行くアパレルショップ(日本でも手広く展開しているブランド)には

まず出入口付近に1名ウェルカムスタッフがいます。

英 語: “Hi Welcome. If you need help, let me know ”

日本語:「こんにちは、いらっしゃいませ。もし何かお手伝いできることがあったら言ってくださいね」

 

などと声を掛けてくれます。

足を進めて店内に入っていき、お目当てのコートが陳列されているラックの近くで、商品を手に取っていると、すぐに販売スタッフが声を掛けてくれます。

英 語:”May I help you find something?”

日本語:「何かお探しですか?」

 

もしくはもっとカジュアルに

英 語:”Everything good?”

日本語:「大丈夫ですか?」

 

そんな時はどんな風に返すのがいいでしょうか。

特に手伝いが必要のない時は

英 語:”No thanks. I’m fine. I’m just looking around ”

日本語:「いいえ結構です。ただ見て回っているところなので。」

 

もしサイズを探している時は

英 語:”Yes please, I’m looking for medium size”

日本語:「今Mサイズを探しているのですが。」

こんなやりとりの後、もしストックルーム(バックヤード)からMサイズの在庫を持ってくるとしましょう。

その時は在庫を持ってくる担当のスタッフが、販売員の元に持ってきます。

インカムをつけてやりとりをしていることも多いです。

(※特に繁忙期はこのシステムを採用しているブランドや百貨店が多いですし、店舗規模が大きいブランドは常時このシステムのところもあります。)

お店に入って商品を手に取るまでに、なんと3人の店頭スタッフと関わる事になるのです。

さらにレジ担当のスタッフはまた別でレジ担当がいます。

日本だと大抵の場合、最初から最後の会計まで一人が担当として対応するパターンが多いように思います。(セルフ物販を除く)

 

店員さんもおしゃべり好き?

かつて私もジュエリーブランドの販売員でしたので、販売員とお客様の関係性や状況などはよく分かります。

ニューヨークに来て買い物に行くと、驚くほど気軽に質問したり、試着した際の感想を販売スタッフに言ってる光景をよく目にします。と同時に、販売スタッフ側も、積極的にお客様側に話しかけています。

日本の場合、話をする=購買意欲が高いと思われる

試着やサイズを聞く=買わないといけない

そんなやや強迫観念のような感覚が少なからずあるのではないでしょうか。(私は消費者側としてこんな感覚が少しありました。笑)

しかしところ変われば変わるもので、海外はそんな雰囲気は日本に比べて少ないように感じます。

つまり気軽に質問して

気軽に試着して

気軽に買うか買わないか決めれるのです。

特にアメリカという土地柄の人はおしゃべり好きな印象もあるので、日本人の私が買い物い行くと、事実、販売スタッフの口数の多さには驚くこともたまにあります。

さらに販売スタッフの反応の大きさにも驚くことがあります。(←試着した時の)

しかしそれはそれ、郷に入れば郷に従え。

そんな状況すら楽しむのも、海外に出た時だからこそ体感できる生の経験。楽しむ以外の道はないですよねっ!!

 

ブラックフライデー&サイバーマンデーの威力

ニューヨークに移り住み、初めての感謝祭を先日迎えました。

11月の第4木曜日がサンクスギビング(感謝祭)とされ、その翌日金曜日(今年は11月29日)が”ブラックフライデー”と名付けられ、各百貨店もブランドも年に一度の大セールを行います。今年のブラックフライデーはとても勢いがありました!!

百貨店でオンライン購入の商品を、店頭受取カウンターで受け取る列

 

セール品を販売するのみならず、ブランドによってはプロパー商品(通常商品)も最大半額に値引きされ、人気の高いショップは夜中から店先に行列ができるほど。

私もお気に入りのブランドでブーツを買いました!!なんと通常価格が160ドル⇒ブラックフライデー価格80ドルでゲットできて、大満足です。笑

一方”サイバーマンデー”とは、感謝祭とブラックフライデー明けの月曜日(今年は12月2日)、各オンラインショッピングサイトが大セールを行うのです。

私も学校の先生からこの情報を聞き、連日オンラインサイトをチェックしていました。

特にアメリカは日本に比べてオンラインでの購買が積極的であると感じます。

前回も書きましたが、食料品や日用品に対してもオンラインでオーダーすることが日常化していて、実のところ食料品をスーパーのオンラインで購入したことがない私にとっては今だに驚きです。

日本の場合、新春福袋など、年始めに大きくセールを打つ習慣がありますが、アメリカでは感謝際からクリスマスにかけてが大きな年末商戦。街はクリスマスムードと共に勢いがあります。

そんなホリデーシーズンに百貨店に買い物に行くのも面白いものです。

なぜならば、通路が人で通れないほど混雑しているので。笑

消費のエネルギーを感じずにはいられません。日本の百貨店の混雑具合とはわけが違います。

各セクションにいる販売員の数も何割増しているか分からないほど、一人のお客様も逃さないっていう雰囲気すら感じるほど、人員が配置されています。

 

店員に話しかけられたら、声に出して返事を返そう

つい私たちはサイレントの返事に慣れてるが故に、特にお店で店員からの声がけをそのまま受け流すという行動を取りがちです。なぜなら私たちは経験上、話をしたら、店員にずっと付いてまわれて、気持ちを落ち着けて買い物が出来ない等の過去経験を少なからず持っているからだと思います。

しかしアメリカは少々違います。

用事があれば聞けばいいし

用事がなければ丁寧に断る。

気軽に試着をリクエストして

気にいらなければラックに戻す。

いたってシンプルです。

日本のように謙遜や遠慮が、ショッピングにおいても必要ないかもしれないですね。

前回に引き続きショッピングにおけるポイントをお届けしました!

皆さんの海外でのショッピングを楽しむエッセンスになれば幸いです。

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