海外のレストランで知らないと損をする、レストランでの完全分業システム

こんにちは、「信元夏代のスピーチ術」編集長 信元のアシスタントをしています、細井郁代(ホソイ イクヨ)です。

月に数回、私は信元チームの一員として、ニューヨークをベースとした異文化のあれこれを、読者の皆さんに近い立場から文字に落とし込発信していく、細井の体験レポのお時間です。

アシスタントの傍ら私は学校に通ってますが、特にコミュニケーションを取る上ではまだまだ戸惑う場面が沢山あります。

さて2020年が明けて最初の記事はレストランでのコミュニケーションのケースをトピックに上げていきたいと思います。

ニューヨークはさすがのダイバーシティ。多種多様なレストランがまるで各ブロックごとにあるほど、外食文化が盛んです。

レストランですいませんと手を上げて呼んでいませんか?

ニューヨークに来てからしばらくの間慣れなかったことの一つは、レストランでのシステムの理解です。

ブルックリンにあるレストランにて

こちらのレストランは、各席ごとに担当のウェイター(サーバー)が付きます。(海外だと多いかもしれません。)

ウェイターは注文を取る、お客さんが気持ちよくその席で過ごすことに配慮するのが主な仕事の内容。

そして水を運んでくる人は別でいます。

さらにお皿を下げる人はまた別にいます。

もちろん席まで案内してくれるレセプショニストは他にいます。

この完全分業制システムだけでも驚きましたが、

自分を担当してくれるウェイター以外には基本オーダーをしないこと

にも驚きました。

例えば、追加の注文をしたい。そんな時に、他のウェイターが横を通った。その人をスイマセンと呼びとめて、注文をする。そのやり方は基本しません。

自分を担当してくれる専属のウェイターが席に来るのを待ち、注文します。

これぞ完璧な完全分業制。なんともアメリカらしいと思ったものです。

加えて日本のように、手を上げて「すいません。」とスタッフを呼ぶこともしません。(ごくたまに見かけますが、ほとんど見ない光景に等しいです。)

ではどうするのか。

待ちます!担当のウェイターが来るまで待ちます!

もちろんですが、レストランの種類や種別も多種多様にありますので、一概に全てのレストランでこのシステムだとは言い切れません。軽い軽食のレストランやダイナーでは違う形式であったりもしますし、しかしミドル以上のクラスのレストランでは、概ねこんな状況をよく見かけます。

 

お水を選ぶってどういうこと?

ではレストランに入店し席に着いたとき、最初にまず聞かれる事にトピックを移していきましょう。

日本でもレストランで最初に出てくるお水。

こちらでも同様にレストランでお水が出てくることが多いですが、そのお水、選ぶことが出来ます。

最初にお水を注ぎに来てくれるサーバー(担当の人)に聞かれます。

英 語: “Would you like tap water or sparkling water?”

日本語:「通常の水と炭酸水どちらがいいですか?」

 

 

場所によっては下記のような意味合いで表現されることもありますので、参考までに。

tap water/regular water=無料の水道水

a bottle of water/still water = 有料水

sparkling water=炭酸水

基本的に、レストランでは最初にお水の種類を聞かれて、希望を伝えることが出来ます。

これは日本ではないことですよね。

ちなみに私は炭酸飲料を飲むことが苦手なので、基本はいつもtap water=通常のお水 をオーダーします。

完全分業制はチップに関係している

日本ではレストランに行けば、基本的に行き来しているウェイターやスタッフ、誰にでも注文をしていいですし、気が付いたウェイターがお皿を下げに来たり、お水を追加で注ぎに来てくれたりと、この席はこの担当 という明確な立ち位置があるレストランは少ないと思います。(超高級店に行ったら別かもしれませんが。)

ただこのニューヨークのミドル以上のレストランは基本は分業制。

つまりは着席した際に、自分たちを担当してくれるウェイターが名前を名乗ってくれます。

分業制を採用する主な理由は、効率をよくするという点が挙げられます。各自が専門性を重んじて動くことで、時間がセーブできる上に、人件費も一人分で済みます。

一方でアメリカではサービス業に従事する人々の収入の大事な部分を占めるのはチップです。※ここは日本とは大きく差がある部分です。

つまり、誰かの仕事を取ることは、誰かの仕事で得るはずのチップを取ることにつながるので、アメリカでは完全なる分業制が重んじられており、ここからここまでが自分の仕事の領域、という風な考えのもとサービスも提供されていると思います。

グランドセントラル駅近くの交差点の風景

まとめ

海外旅行の醍醐味と言ったら、やはり食事。そして特にダイバーシティであるニューヨークは世界各国のレストランはひしめきあっており、ここでこそ異文化の違いをとことん味わう事が出来ます。

レストラン内では日本と全く違うルールが採用されており、チップ制度や、会計の方法など、私たち日本人の感覚から大きくかけ離れていることが多いです。

まずはなぜ分業制が確立されており、なぜチップが関わっているのかを理解するだけでも、見方が変わると思います。

ニューヨークのレストランに行った際は、是非担当のウェイターの名前を覚えて、ちょっとした会話を楽しむのもありですよね。

 

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