【事例比較検討】良いスピーチと悪いスピーチの原因とは? 聞き手視点・話の構成ポイントが大切 

「あの人スピーチうまいよね?!」と言われる人のスピーチは何が違うのだろうか。また逆に、

「いやー、あの講演、子守唄のようで寝ちゃったよ」

「あの人何を言いたいのかさっぱり分からない」

そんなことをあなたは口走ったことはないだろうか。何があなたにそう言わせるのだろうか。

 この記事では、良いスピーチと悪いスピーチの事例を検討しながら、良いスピーチに共通する点、悪いスピーチに共通する点を浮き彫りにすることを目的としている。さらにそれらの点を踏まえ「相手の心に響き、感動を与え、しかも自分のメッセージを分かりやすく伝え、相手に次の行動を喚起するスピーチ」をいかに作るかを解説する記事も合わせてご紹介していく。

ある入学式で体験した悪いスピーチの例

 ある学園の入園入学式に出席した。そこは、幼児部から高等部まで一貫教育をしていて、会場には幼初等部の児童から中高等部の生徒、保護者までの幅広い年齢層の聴衆が集まっていた。スピーチの観点から言うと、こんなに広い年齢層の全員にウケる話をするのは至難の業だ。職業柄、つい、それぞれのスピーチについて観察・検討してしまう悪い癖があり、この日もついつい細かいところまで分析してしまった。

失敗事例:

  1. 来賓挨拶
  2. 新入生挨拶
  3. 在校生挨拶

1、来賓挨拶

 校長の挨拶代読に続いて、来賓代表の挨拶となった。内容的には「なぜおめでとうと言うのか?」との大変興味深い話をしてくれ、私は大いに感銘を受けた。しかし、聞いていたのは大人だけだった。

 まず、彼はマイクの扱いに慣れていなかった。声がうまく通らない。聞こえにくい。すると幼児たちはまずソワソワ・キョロキョロし始める。そうなると他の児童たちも集中力がなくなる。かろうじて中高等部の生徒は黙って聞いているようだったが、そうでもなかった。スピーカーが少し面白いことを言った時、保護者たち(大人)にはウケたが、子供たちは全く笑わなかった。意味が分からないというのもあったとは思うが、そもそも聞いていなかったと思う。

 これは一概にマイクのせいだろうか。かろうじて大人たちは聞いていたのだから、マイクだけのせいではないだろう。原因は、話の速さやテンポが対象層に合っていなかったこと(失敗原因2)。特に小さい子どもに話しかけるにはこういう点が重要だ。それから内容。大人には分かるが、子供にはちょっと難しすぎた(失敗原因1)ことも考えられる。

 また、聞き終わった後、結局何が言いたかったのかよく分からなかった。面白い話をしてくれたという印象は残ったが、果たしてその内容が何だったのか、よく思い出せない。話のポイントが絞りきれていなかったようだ(失敗原因4)

2、新入生挨拶

 次に、新入生挨拶として、中1の生徒が壇上に登った。この年のわりには、上手な話し方、内容で、私としてはとても感心した。しかし、聴衆の態度は辛辣だ。幼児たちはソワソワ・キョロキョロし始め、高等部の生徒もあまり興味を示していなかった。

 ちなみに、中1の生徒に対して批評するのは、まだ能力的に発展途上なので大人気ないとも思い、気が引けるが、ここではあえて指摘したい。なぜなら後述の改善点は中1でもできる内容だからだ。もし、本当にこれらを改善したら、子供ながらすごいスピーチができると思う。

3、在校生挨拶

 次に登場したのは、高2の生徒で在校生代表の挨拶だった。彼の話も同世代の子供の中では上手な方だったが、幼児たちはソワソワ・キョロキョロし始めた。しかし、中高等部及び保護者はよく聞いていて、笑いが起きていた。

何がいけなかったのか?

  1. 聴衆の興味に関心がなかった
  2. デリバリーの工夫がなかった
  3. ビジュアルエイドを使わなかった
  4. ポイントが絞れていなかった(来賓挨拶)

失敗原因1:聴衆の興味に関心がなかった

上記の3者に共通していたのは、幼児、児童には聞かれていないということだ。多分、スピーカー側も小さな子供に対してどのように話していいか分からなかったのだろう。「何を自分が話すべきか」で頭が一杯で、「誰が聞くのか」は、最初から念頭になかったのかもしれない。

 特に来賓の挨拶では、自分の興味のあること、つまり「大人が面白いと思うであろう」トピックが中心だった。だから大人だけが笑っていた。他の2者は年齢が近いので、彼らの興味のあることは、小さい子たちにも興味のある内容であろうことは想像がつく。確かに高校生と幼稚園児では、相当に違うが、それでも中年のおじさんよりはマシというもの。だから幼児・児童のざわつき具合は、来賓の方のそれよりも少なかった。

 実は、小さい子どもへのスピーチというのは非常に難しい。あらかじめどういうトピックだったら興味を示すのか、事前によくリサーチして臨まないと上手くいかないものだ。それができていなかったので、小さい子供に興味を示してもらえない結果となってしまった。

 言い換えると、聴衆の意向、嗜好や趣向を無視してしまったことが原因だ。これは、「聴衆がたまたま子供だったから」と考えるのは浅はかだ。他の大人対象のスピーチの場合でもこのことは当てはまる。どんなスピーチでも聞き手側の興味を軽んじては、相手に聞いてもらえない。興味を持って聞いてもらえるには、事前の「聴衆に関するリサーチ」がとても重要なのだ。(具体的な対策方法については別記事を参照

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失敗原因2:デリバリーの工夫がなかった

 また、内容もさることながら、話し方が幼児・児童向けではなかったことが原因として挙げられる。小さい子どもに話すには、ゆっくりはっきり、簡単な言葉を使って話さなくてはならない。これは、プロの幼初等部教師であれば当たり前なのだろうが、一般の人には多くの場合無理だ。小さい子にどう接していいか、特に子供を対象にしたスピーチの仕方が分からない人は多い。だから、ある程度練習が必要だった。でも、練習すれば誰でもできることだ。つまり、デリバリーの部分の工夫が足りなかったということだ。

 この「聞き手に合わせて話し方を変える」ことは難しいが、訓練すればできることで、子供が対象の時ばかりではなく、他の対象にも当てはまる。例えば、20代が聴衆の大半を占める場合、彼らの流行りの話題や話し方を真似してスピーチの一部に取り入れる、というやり方は賢明だ。この場合、子供に話す時のようにゆっくり話すのではなく、少し早目に話した方が受け入れられやすいだろう。

 ちなみに、スピーチにおける「デリバリー」とは、話し方、効果的に表現する技術のことを指す。

失敗原因3:ビジュアルエイドを使わなかった

 もし、何か紙芝居のようなものを用意していたらどうだったであろうか。これはきっと幼児・児童の興味を引くだろうし、話に集中させる一つの道具になり得たかもしれない。だが、そういう小道具は使われていなかった。このような状況では、ビジュアルエイドが役に立つ。後述の校長挨拶代読では、ちょっとしたビジュアルエイドが使われていたので、幼児・児童の注意を集めていた。

「ビジュアルエイド」とは、スライドによる図やグラフ・写真や、小道具などのこと。それらをプロジェクターを使って映し出したり、実際に道具を持ち込んで見せたりと、話の内容を分かりやすく、視覚に訴えるために用いる資料・道具を指す。

失敗原因4:ポイントが絞れていない。

 来賓挨拶の時の一番の印象は、「何を伝えたかったのか」が曖昧だったことだ。これは多くの人がやりがちな間違いだ。例えばこの場合、「なぜ入学式では『おめでとう』と言うのか」という話題が面白かったので、例えば、この一つのポイントにマトに絞ってみれば良かったかもしれない。

 しかし、それとは関連性の薄い、多岐にわたる話題を3つほど披露していた。多岐にわたる話題を述べるのは決して悪くないのだが、最終的に何か一つのポイントに落ち着く方が印象に残りやすい。

 また、最後のまとめの段階で、それらの違った話題3つの要点だけを繰り返し復唱すれば、まだ印象に残った。しかし、それもなかったので、何の話題だったかがすぐに忘れられてしまった。

良いスピーチの例:校長挨拶代読

 同じ会場で、いいスピーチとあまり良くないスピーチを同時に、しかも対照的に聞くのは珍しい。上記の3者のスピーチはいずれも、一部の聴衆にしかメッセージが届いていなかった。しかし、全ての聴衆に届いていたスピーチがあった。それは校長挨拶の代読だった。

 確かに、全ての年齢層の心に響くスピーチは難しく、ほとんど無理だと言ってもいいだろう。そういう意味では、一部の聴衆をターゲットに絞って集中的に話す、というやり方は一つのストラテジーとして、もし聴衆が全員大人だったら成り立つだろう。しかし、ここの場面は入学式。それをされてしまうと幼児部の子供たちがざわついて全体の雰囲気に影響してしまう。

 ところが、式の一番最初に行われた校長代読の場面では、なぜだか全員が聞いていたのだ。これは注目に値する。どんな工夫がされていたのか?

 それはひょっとして「式のごく最初の段階だったから、小さい子もまだ集中力があり、疲れていなかったからだろう」と推測する人もあるかもしれない。果たして本当にそうだろうか。ここで、校長代読のスピーチ内容、プレゼンのやり方をよく観察すると、見事に、上記の失敗原因をすべてクリアーしていたのだ。だから、あながち子供たちの疲労度だけでは説明がつかない。次にその成功要因を詳しく見てみよう。

聴衆全員の心に届くメッセージの成功要因とは何か

  1. 言葉はシンプルに誰にでも分かる単語を使いつつ、内容は決して幼稚ではなく、興味深いものを設定する
  2. ターゲットを明確にし、彼らに対し自分が何を提供できるかをよく考える
  3. 聞き手に合わせたデリバリーの工夫をする
  4. 話のポイントを補足するビジュアルエイドを用意する
  5. 一つのスピーチには中心となるメッセージを一つに絞る

成功要因1 言葉はシンプルだが、内容は決して幼稚ではなく、興味深いもの

 この校長の挨拶を執筆したのは、もちろん校長先生ご本人だろう。私たちが子供の頃、校長の話はつまらないもの、と相場が決まっていた。だからあまり私は期待していなかった。しかし、この校長の話は違った。

 言葉と内容の絶妙なチョイス

 幼児・初等部児童向けに優しい分かりやすい単語を使っていたことが一つの成功要因として挙げられる。だからと言って、内容が幼稚だったかというと、そうではない。中高等部の生徒、保護者にも十分興味を湧かせるものだった。言葉はシンプルに誰にでも分かる単語を使いつつ、内容は決して幼稚ではなく、興味深いもの。それが私たちの目指す理想のスピーチだ。

 具体的な内容としては、幼児・児童たちの入園・入学した時の気持ちを察し、これから未来へ向かっていくイメージを掻き立たせるものだった。これは、高学年の生徒たちも、保護者たちも、自分たちの子供時代を彷彿とさせてくれ、聞いていて飽きないものだっただろう。

 話が進み、高学年向けのメッセージに変わった時でさえ、低学年の児童たちが飽きないように、言葉は相変わらずシンプルなものを使っていたし、話し方がゆっくりで語りかけるような口調だった。だから、幼児たちは内容は分からなくても、なんとなく聞いていられるし、それなりに聞くのが楽しい様子だった。もし、内容が分かるならば、それはそれで、自分たちの未来が語られているようで、興味がそそられる。一方、高学年の子らは、言葉がシンプルなので、一瞬「子供扱いされているのか?」という疑念を持つが、内容が決して幼稚ではないので、逆に分かりやすく、しっくりきている様子だった。

 この「シンプルな言葉を使うが、内容は決して幼稚ではない」というのは、あなたのスピーチを成功させる一つの秘訣であり、全てのスピーチに応用可能だ。米国のトランプ前大統領が人気だった一つの理由は、彼がスピーチの中で小学生でもわかるような単語を使って政治を説明したことにある。

成功要因2 「ターゲットは誰か」が明確

 ポイントは、一番聞いてくれなさそうな人たちをターゲットの中心としたこと。この場合では年齢の低い子供たち。彼らがざわつくと全体がざわついてしまうので、結局大人や高学年の子供たちも聞かなくなってしまう。だから低学年にターゲットを当て、言葉選びで、難しい言葉を使わないように気をつけた。それが功を奏した。

 ターゲットに合わせて内容や話し方を変えることは、疎かになりがちだが、絶対にやった方がいい。聞き手の印象に残りやすいからだ。それは訓練すれば誰でもできることだ。

ターゲットのリサーチは重要

 では、どこにターゲットを絞るのか。ここの場合では、全体がざわついては困るので幼い子に焦点を当てるのが得策だった。しかし、年齢層や性別などの表面上のデモグラフィックスだけではなく、他のいろんな属性も考慮したい。子供ではなく、対象が全員大人の場合、聴衆の性質・共通点についてよくリサーチし、彼らの興味次第で、なるべく多くの人の興味をそそるような話の展開を考える。

 例えば、20代の独身女性会社員、という同じくくりでも、全然違った興味を持っている場合もたくさんある。

  • ある女性は将来の結婚を重要視して寿退職を夢見ているかもしれないし、
  • ある人はキャリアウーマンを目指し、時間があれば投資情報に目を通すのが習慣かもしれない。

属性が違えば、話の内容や話し方も変わってくる。

  • 前者のような女性であれば、安定を強調したり、ゆっくりとしたほのぼのとした雰囲気作りが適切かもしれない。
  • 後者であれば、チャレンジングな内容、大きな目標を掲げ、リスクを恐れない大胆な感じを演出した方がいいかもしれない。

だから、聴衆の中にどんな人が集まっているか、できるだけ具体的にリサーチし、その属性を把握することが必要だ。さらに、その情報をもとに、彼らに対し自分が何を提供できるのかを考えることが重要だ。

成功要因3 聞き手に合わせた速さや抑揚:デリバリーの工夫

 校長の挨拶を代読したのは教頭先生だった。さすが現場のプロ。子供の扱いに慣れている。読み方が、いわゆる子どもに話すときの話し方だ。つまり、ゆっくり、抑揚をつけて、あたかも一人ひとりに語りかけているように読んでいた。子供の頃は、ボキャブラリーが足りないので、内容は理解できないが、面白そうにゆっくり話されれば、耳を傾けるものだ。つまりこれはデリバリーへの配慮がなされている良い事例ということになる。

 このようにデリバリーの工夫があれば、どんな聴衆を相手にしても聞いてもらえる。スピーチにおいて

「無変化が敵である (The sameness is the enemy of speech.)」

と言われていて、聴衆は変化があることで、いつまでもあなたの話を飽きることなく聞いていられる。

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成功要因4 話題を補足するビジュアルエイドを使用

 代読した教頭先生は、ビジュアルエイドも用意していた。学校の校旗だ。壇上に用意されていた校旗に近づいて

「みなさん! いいですか。こちらに注目してください。この校旗のデザインを見てください!」

と、十分に間を取りながら、全員の顔を上げさせ、自分の話に注目させた。

 これをされると、子供たちは、たとえ話を聞いていなくても、一旦は先生の方へ顔を向けて話を聞く。これは学校の教師がよくやるテクニックだ。

 しかも、話のちょうど真ん中くらいで、疲れてきたかな? と思われる頃合いを見計らっての一言だった。これはスピーチのやり方を知り尽くしている人の技だ。さすが学校の教師は違う。思わず頭が下がった。

 ビジュアルエイドは、あるに越したことはない。もしプロジェクターが使えるなら、スライドを用意した方がいいだろうし、使えなくても、何かの小道具をポケットに忍ばせておいて、聞き手を驚かせるのも面白い。例えば、あなたがバッタやキリギリスの話をするなら、それを模した折り紙とか、模型とか、本物の昆虫を持ち込めば、臨場感が出て、会場は盛り上がるだろう。

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成功要因5 話のポイントが明確:一つのスピーチには一つのメッセージを

 校長の挨拶は、話のポイントが一つに絞られていてわかりやすかった。話の対象は、幼児、児童、生徒へとだんだん変わっていったが、いずれも入学当初の気持ちにフォーカスされていた。そして最後に、これから起きるさまざまなことに惑わされたり、悩むこともあるだろうが、「初心忘るべからず。常に初心に帰ろう」との一つのメッセージに全ての内容が関連づけられ、うまくまとめられていた。

 当方ブレイクスルーメソッドでは、この「絞られた一つのポイント」をワンビックメッセージと呼んでいる。どんな長いスピーチでも短いものでも、言いたいことを一つに絞ることがスピーチの成功につながる。

 多くの人があげる「印象に残るスピーチ」で有名なのは、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学で行った卒業式でのスピーチだ。その成功の秘訣は何かと言えば、やはりワンビッグメッセージがポイントとなっている。そこでは、卒業生たちの花向けに「今の自分の成功は過去の苦難のおかげ」という一つのポイント(ワンビックメッセージ)を訴えるために、それを ”Stay Foolish.  Stay Hungry.” というキャッチフレーズに置き換え、その具体例として3つのストーリーを挙げて分かりやすく説明しているのだ。

あなたも人を感動させるスピーカーになれる

 このように、成功するスピーチ、失敗するスピーチにはそれなりの理由があるものだ。だから、今まで体験したスピーチの中で、良かったもの、悪かったものを挙げてみよう。それらを自分なりに観察し、

  • 「なぜ自分が感動したのか?」
  • 「なぜそのスピーチが面白くなかったのか」

その要因を考えるクセをつけてみよう。

 さらに、過去に自分がしたスピーチ・プレゼンの中から、同じことを自問自答してみよう。

  • 「なぜあの時のスピーチはウケが良かったのか?」
  • 「なぜあの時のプレゼンは不評だったのか?」

を考えてみよう。そこから学べることはたくさんある。その時に今まで学習した5点が判断基準になる。

  1. 言葉はシンプルに誰にでも分かる単語を使いつつ、内容は決して幼稚ではなく、興味深いものになっているか
  2. ターゲットを明確にし、彼らに対し自分が何を提供できるかを明確にしているか
  3. 聞き手に合わせたデリバリーの工夫はされているか
  4. 話のポイントを補足するビジュアルエイドは用意されているか
  5. ワンビッグメッセージは設定されているか

 さらに、以下に紹介する記事は、上記の事例から学んだことを踏まえ、「相手の心に響き、感動を与え、しかも自分のメッセージを分かりやすく伝え、相手に次の行動を喚起するスピーチ」を作るために欠かせない具体的メソッドを、次の3つの観点から紹介している。

  • 聴衆は誰か、彼らの興味は何かについてリサーチする具体的なプロセス
  • ポイントを絞るための具体的なプロセス・方法。
  • 実際にどんな構成で話を進めたら良いか
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