スピーチに自信がつきました!——ブレイクスルー基礎コース受講者の声 女性外資系会社員

プレゼンやスピーチの技術は、単なる話し方の問題ではない。自分の考えを明確に伝え、相手を動かし、組織に影響を与える力を身につけることだ。今回、ブレイクスルー基礎コースを受講した前山和子さん(仮名)にインタビューを行い、彼女の変化を伺った。恥ずかしがり屋で人前でのスピーチに自信がなかった彼女が、どのようにして自らの言葉に確信を持てるようになったのか。その軌跡を追っていく。

外資系製薬会社勤務の前山和子さんの場合

 前山和子さん(仮名)は、外資系製薬会社に勤務する30代のビジネスパーソンである。業務の一環として、役員や海外の同僚に対する英語プレゼンを行う機会が多い。しかし、人前で話すことに苦手意識があり、特に「ストーリーをうまく語れない」ことを課題と感じていた。責任感が強く、向上心もある彼女は、スピーチ力を磨くことで仕事の質をさらに高めたいと考え、今回の受講を決意した。

受講経緯と理由——スピーチを強みに変えたい

 前山さんがスピーチスキルを学ぼうと決めた背景には、職場でのプレゼンの重要性がある。外資系企業では、自分の考えや提案を明確に伝え、相手に納得してもらうことが求められる。しかし、彼女は自分の話が「伝わっていない」と感じる場面が多かった。特に、

  • ストーリー性のあるスピーチ
  • 英語プレゼンで「これで本当にいいのか?」と思うことが多く、なかなか自信を持てない
  • 本当は言わなくてはいけない説明を、機会を逸して何も言わないままにしてしまった場面

こうした課題を克服するため、様々なスピーチ講座をリサーチ。その中で「ブレイクスルー基礎コース」がストーリーテリングを含むカリキュラムを提供していることに惹かれ、受講を決めた。

受講レポート(本人談)

受講前と受講後で何が変わったか:準備の仕方とスピーチに対する意識

「準備の仕方が大きく変わった。以前は、スピーチやプレゼンのリハーサルにあまり時間をかけていなかった。また、講義で『商品のマーケティングのように、聴衆の興味や関心をできるだけ事前に把握することが大事』と学び、それを実践するようになった。プレゼン前に同僚やクライアントに簡単な質問を投げかけ、会話を通して、何を期待しているのかを探ることで、より効果的な内容を作れるようになった。
 また、単に情報を伝えるだけでなく、もっと心に響く言い方がないかを常に模索するようになった。」

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先生は一生懸命でも生徒はうわのそら

講義で面白かった点は?:文化の違いを意識して話すこと

「即興スピーチの際に、PREP法(Point, Reason, Example, Point)の型に沿って話すと良いと教わったことは、すぐに実践できると感じた。また、高コンテキスト・低コンテキストの文化の違いについて学んだことも印象的だった。外資系企業では、世界中の同僚と仕事をするが、今まで意識していなかった文化の違いがスピーチに影響を与えることを知り、普段の会話やプレゼンで意識するようになった。」

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講義で難しかった点は?:嫌な情報の伝え方

「オープニングやクロージングのテクニックが難しかった。特に、大胆な表現を使うことに抵抗がある。どうしても恥ずかしくなり、自分にできるのか不安になってしまう。また、部下へのフィードバックの仕方も難しい。特に、嫌な情報を伝える際にどう伝えるべきかに悩んでいる。もっと効果的な方法を学びたい。」

この技術を使って実現したいこと

「自分の思いをしっかり伝え、チームを動かしたい。特に、部下へのフィードバックを適切に行い、モチベーションを高めることで、業務の効率を向上させたい。また、役員層とのプレゼンでも、より説得力のある話し方を身につけることで、意思決定の場に良い影響を与えたい。」

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講師の気づき:スピーチの本質は「いかにしたら伝わるか」にある

前山さんのケースから、スピーチの本質が単なる「話し方」ではなく、「いかにしたら伝わるか」の研鑽にあることが改めて浮き彫りになった。彼女の課題であった「ストーリーテリング」も、準備と構成の工夫次第で大きく改善できる。

また、「嫌な情報の伝え方」に関する悩みは、多くのビジネスパーソンが抱えている問題である。ここで有効なのが、サンドイッチ方式のフィードバックだ。つまり、

  1. 最初に良い点を伝える
  2. 次に改善点を伝える
  3. 最後に相手にとって前向きなメッセージを残す

こうすることで、聞き手もポジティブに受け取ることができる。この点については、別の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてほしい

 さらに、「恥ずかしがり屋で、大胆な表現ができない」という悩みについても、多くの人が経験するものである。ポイントは、無理に大胆にする必要はない。その人が本来持つ自然な雰囲気を大切にした方がいい、ということ。わざとらしさは返って鼻につくものだ。この問題の解決には、周到な準備とリハーサルの徹底が鍵となる。準備が十分であれば、本番でも自信を持って話せるようになり、徐々に表現の幅も広がる。そして、緊張については「やる気と責任があるからこそ生じるもの」という認識を持つことで、ポジティブに捉えられるようになる。逆に、「緊張しない人はダメな人」くらいに思った方がいいだろう。

 スピーチの力は、ただ話が上手くなることではない。相手を動かし、組織やビジネスに変化を生み出すことこそが、その本質である。前山さんのように、スピーチスキルを身につけることで、新しい可能性を切り開くことができる。

 ブレイクスルー基礎コースは、ただ話し方を教える場ではない。無理に伝えようとしなくていい。どうしたら「伝わる」のか? それを研鑽し、自分と周囲の未来を変えるための学びの場である。次に挑戦するのは、あなたかもしれない。

さらに詳しく:スピーチの準備についての記事はこちら:

スピーチの準備の仕方

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🔸スピーチ教室の選び方

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