- 2022年4月12日
2年3か月ぶりの帰国で見た日本、3つの驚き
先週、2年3か月ぶりに日本に帰国していました。たった3日間の滞在ですが、やはり2年以上という期間が開くと、感覚が遠のいていたのか、改めて感じたことや驚きがありました。 そこで、今回の帰国で改めて驚いたことのトップ3と所感を、異文化コミュニケーションの観点からお話します。
先週、2年3か月ぶりに日本に帰国していました。たった3日間の滞在ですが、やはり2年以上という期間が開くと、感覚が遠のいていたのか、改めて感じたことや驚きがありました。 そこで、今回の帰国で改めて驚いたことのトップ3と所感を、異文化コミュニケーションの観点からお話します。
新型コロナ感染拡大の影響を受けて、これまで海外の展示会に出展していた日本企業も、オンライン商談を行う機会が急増しています。オンラインによる商談では、言葉の壁があるだけでなく、対面以上に海外バイヤー等へ意図が伝わりづらいため、プレゼンの仕方にも対面とは異なるコツが必要です。今回のコラムでは、日本人が陥りがちな英語オンラインプレゼンの失敗パターンとその改善点について解説します。
信元がプロスピーカーとして活躍する現地アメリカでグローバルコミュニケーションスキルを磨きたい人たち向けに、英語で発信しているメディアをご紹介します。世界標準のスピーチ・プレゼン力と、英語力が同時に身につく『Natsuyo’s Art of Persuasive Speaking in Global Business』です。
ストレートに表現するだけが英語ではない。英語にも日本人的な言い回しがある。例えば、何か感じ良くソフトに断りたい時は、"I wish I could."(残念ながら…)を使ってみよう。柔らかく丁寧で、しかも断る意志がハッキリ伝わる、まさに日本人の心にぴったりくる断り表現だ。
上辺だけの英語にとらわれて、本当の相手の気持ちを汲まないと異文化間コミュニケーションは成り立たない。変に相手に迎合せず、状況に応じ、自分らしさや日本人として誇りを持ち、気持ちを豊かに表現できるのが真の国際人だと言えるだろう。
日本人の英語はストレートすぎて相手を不快にする場合がある。英語にも敬語表現があることを理解し、深く学習し、ビジネスシーンで活用することでより厚い信用が得られる。だからと言って、間違いを恐れて消極的になるのではなく、間違いこそが英語上達のコツだと理解したい。
日本人が贈り物を渡す時に言う「つまらないものですが」は、「これは取るに足らないものなので、お返しの心配はいらない」と言う意味だ。「恩知らず」にならないように心がける日本人は、ついお返しをしたくなるので、そんな相手を気遣う習慣から自然に生まれた言葉だ。何気ない日本語の裏側には、実は愛があふれている。