人前で話すことに苦手意識を持つ人は少なくない。しかし、キャリアアップやビジネスの成果が「伝える力」、すなわちコミュニケーション力に大きく左右される今、そのままにしておくわけにはいかない。そこで今回お伝えしたいのは、スピーチは“センス”や ”才能” ではなく“型”で上達する技術だということである。
この記事でご紹介するのは、スピーチが苦手だったにもかかわらず、5週間のブレイクスルー基礎コースを通して、「聞く姿勢」から「話し方の構成」まで視点が一変した受講者、鈴木章さん(仮名)の体験談である。
ここでは、鈴木さんがどのように変化し、どんな気づきを得たのかを紹介しながら、読者の皆さんが自分のスピーチ改善に活かせるポイントを紹介する。そして最後に、あなたもすぐに応用できる“構成の極意”について触れていく。
「話すのは苦手。でも、キャリアのために上達したい」
そして、「コミュニケーションの達人になりたい!」と、願う方にこそ、この記事が大きなヒントになるだろう。
受講者の紹介:外資系人材派遣会社勤務の鈴木さん(仮名)の場合
鈴木さんは広島在住の30代男性。外資系の人材派遣会社に勤務し、求職者や顧客と向き合う場面が多い。しかし、おとなしい性格で、人前で話すことには苦手意識があった。真面目で慎重、正確な仕事ぶりが評価される一方で、プレゼンや説明の場では自信が持てず、スキルアップの必要性を感じていたという。
受講経緯と理由:会社からの期待を背負って
スキルアップのための挑戦
話すことへの苦手意識を改善するべく会社に相談したところ、「受講後に学んだ内容を社内でプレゼンすること」を条件に、受講費用を会社が負担してくれることになった。そこで鈴木さんはインターネットで複数の講座を比較し、体系的に学べる点からブレイクスルー基礎コースを選んだ。
仕事で成果を出すためのスキルとして、スピーチ力を本気で身につけたいと考えたのが受講の大きな理由であった。
鈴木さんの受講レポート(本人談)
受講前と受講後で何が変わったか?―「聞き方の質」が劇的に変わった
今までは、人のスピーチを聞くときに何も意識していませんでした。しかし、受講して以来、聞くポイントや批評する視点がわかってきて、立体的に聞けるようになりました。
先日TEDを見ていたら、ほとんどの人がストーリーからオープニングを始めていることに気づきました。構成も「これは参考になる」「これはこうしたほうがいい」と自分なりに分析できるようになりました。
自分も、いつか、TEDスピーカーのように、自己啓発的なスピーチをしてみたいと思っています。
講義で面白かった点は?― 実践的スキルの具体性
3、4、5週目が特に実践的で、すぐに応用できる内容でした。テーマに沿った具体的なやり方が網羅されていて、特にオープニングの作り方はとても参考になりました。
講義で難しかった点は?― 異文化理解の意外な難しさ
外資系とはいえ、実際に英語を使ったり海外の社員と話す環境ではないので、2週目の異文化理解は最初ピンときませんでした。ただ、国内でも異文化は存在することに気づきました。
顧客から冗談交じりのクレームを言われた際、私は真に受けて補償までしてしまったのですが、後で、関西特有のいわゆる冗談半分だったと知り、「価値観の違いを理解する難しさ」を痛感しました。
この技術で実現したいことは?―「忘れられない話し手」になる
求職者に対して会社の魅力を伝え、印象に残るプレゼンがしたいです。会社の印象を良くし、自分自身もいつまでも覚えてもらえるような話し方を身につけたいです。それには、構成作りが欠かせません。事前準備の時間をしっかり確保して、戦略的な構成と、オープニング、クロージングに工夫を凝らしたいと思います。
講師としての気づき ― 構成がスピーチの“芯”をつくる
鈴木さんの変化を見て、改めて強く感じる点がある。それは、スピーチは構成がすべての土台であるということだ。
構成が重要である理由は、大きく分けて次の3つである。
1. 構成が整うと、どんな話し方でも“伝わる”
声が小さくても、語り口がぎこちなくても、構成さえしっかりしていれば、話は相手に届く。論理が通っているだけで、聞き手は安心して内容を追うことができるからである。
例えば、ちょっとした1分間スピーチでも、簡単な骨組みに従って話すことで、聞きやすさ、つまり、伝わり方がかなり変わり、与える印象も変わってくる。骨組みというのは、いくつかの定型パターンがあるので、それを覚えれさえすれば良い。
1分間で人を惹きつけ、伝え、動かす。そんなスピーチができたら、あなたの影響力は何倍にもなるでしょう。 でも苦手意識を持つ方も多いのでは。この記事では、ブレイクスルー・メソッドに基づいて、 【1分間スピーチ】の構成・練習法・注意点を徹底解説します。
2. オープニングとクロージングで“印象”が決まる
構成の中でも特に冒頭と締めくくりは、聞き手の記憶に最も残りやすい部分である。ここに工夫を凝らせば、あなたの話は一気に魅力を増し、忘れられないスピーチになる。
スピーチやプレゼンなど人前で話す時、挨拶から始めていませんか?人前で話す場合、皆さんつかみや締めについて考えると思います。ご紹介する手法を活用することで、質の高いスピーチとなります。効果的なオープニングとクロージング手法について学び、結果につながるものにしましょう。
3. 相手の心に“メッセージが届く”筋道ができる
スピーチは情報ではなくメッセージを届ける行為である。筋道だった構成は、聞き手の理解を助けるだけでなく、感情に残る伝達を可能にする。だからこそ、構成こそがスピーチのキモなのだ。
ブレイクスルー基礎コースでは、この「構成づくり」「印象を残すオープニング・クロージング」「論理的に伝えるための型」を徹底的に身につけてもらう。鈴木さんのように、“聞く姿勢”から変わることで、自分の話し方に深い気づきを得る受講者は多い。
もしあなたが、「もっと上手く伝えたい」「自信を持ってプレゼンしたい」と感じているのであれば、ぜひ一度基礎コースを覗いてほしい。スピーチは才能ではなく、鍛えれば誰でも上達できる技術である。
🔸スピーチの準備の仕方
スピーチの成功は準備にかかっている。準備の努力が8割と言っても過言ではない。まず聴衆の調査・分析から始まり、シンプルな構成を考え、入念にリハーサルを行う。こうすることで緊張することなく、相手の心に響き、分かりやすく、誰にでも受け入れてもらえるスピーチができるだろう
🔸スピーチ教室の選び方
スピーチ学習は、あなたの人生や仕事の質を劇的に変えるものなので、ここに思い切って自己投資することは大いに意味があることだ。どのスピーチ講座が自分にぴったりなのかを選ぶためにはは、自分のニーズ・目的・価値観をクリアにした上で、比較検討し、自分のレベルに合わせたものを選ぶのが賢明なやり方だ
■ブレイクスルーメソッドについて深く詳しく学ぶならこちら:
日本人に欠けているものを補うのがブレイクスルーメソッドだ。スピーチをするに当たって、受講者がそれまで考えたこともなかったような視点、やるべきことが多く学べる。「相手の心に響くにはどうすべきか」について、失敗を繰り返し経験した講師たちが懇切丁寧に教えてくれ、自分だけでは気づけない気づきを与えてくれる
ウェビナー基礎コースに関するよくあるご質問: スピーチ初心者でも大丈夫?忙しくてもついていける?そんな不安にお答えするブレイクスルー・ウェビナー基礎コースのFAQ集。受講形式やサポート体制、参加者の声まで、あなたの疑問に一つひとつ丁寧にお答えします。





