短時間で心をつかむスピーチの技術に目からウロコ! 30代女性起業家 受講後の感想

スピーチにおいて、限られた時間で相手の心をつかみ、説得力をもって伝えることは極めて高度な技術である。しかし、これは不可能だとあきらめる必要はサラサラなく、むしろスピーチスキルを駆使して訓練すれば習得可能であり、誰でもできることだ。これは、ビジネスの場面だけでなく、教育、プレゼン、交渉など、あらゆるシーンで応用できる。今回、ブレイクスルー基礎コースを受講した佐久間芳恵さん(仮名)にインタビューを行い、彼女がどのような学びを得たのか、その変化をお伝えする。

30代起業家の佐久間芳恵さんの場合

 佐久間芳恵さん(仮名)は30代の起業家であり、教育分野に携わるリーダー的存在である。論理的に考える力に優れ、ゼロから新しいものを生み出すことを得意とする。プライベートでは1児の母でもあり、多忙な日々を送りながらも、スピーチスキルの向上を求めてブレイクスルー基礎コースの受講を決意した。

受講経緯と理由——短時間で相手を惹きつけるスキルが必要だった

 佐久間さんがスピーチを学ぶ必要性を感じたのは、アメリカでのピッチ(1−2分の短いスピーチ)を成功させるためであった。翌月、海外のイベントで英語でプレゼンする機会があり、自分の事業の宣伝をしなくてはならない。従って、短時間で相手を惹きつけ、拍手喝采を浴びるスピーカーたちの技術を学びたいと考えた。

 また、YouTubeなどで、ほんの数秒で聴衆を引き込み、感動させるスピーカー達の姿を見て、「どうすれば、あのようなスピーチができるのか?」という疑問を抱いていた。ブレイクスルー基礎コースの創業者である信元と別のセミナーで出会い、スピーチ技術を学ぶ絶好の機会だと感じ、受講を決意した。

受講レポート(本人談)

受講前と受講後で何が変わったか:スピーチには明らかなコツがあると理解

「スピーチには、良いものと悪いものの間に明確な差があり、それが単なる英語力ではなく、構成やデリバリー、聴衆の把握、言葉の選び方といった要素によって決まることを知りました。英語の流暢さだけではなく、話の組み立て方や本人の情熱、コンテンツが本質的に重要なのだと実感しました。確かに、英語力はあった方がいいに決まっていまる。しかし、逆に中学生程度の方がわかりやすくて親しみが持てるとの学びは大きかったと思います。」

「これまでは、言いたいことをそのまま並べるだけのプレゼンになっていましたが、受講後は聴衆の関心を引く要素を事前にリサーチし、それを取り入れながら、より効果的な話し方を意識するようになりました。」

講義で面白かった点は?

主語の使い方が話し方に与える影響について学んだことが特に印象的でした。たとえば、”You”を主語にすると相手の立場に寄り添った話し方ができる一方で、状況によっては攻撃的に聞こえてしまうことがあることなど。」

「実際に、私は以前イギリス人の同僚と話している際、無意識に”you”を強調しすぎてしまい、相手を怒らせちゃったことがあったんです。そのときは理由が分からなかったのですが、今回の講義でその原因が理解できました。また、日本人が謝りすぎるクセが、スピーチの説得力を下げてしまうことも学び、驚きました。」

講義で難しかった点は?

「『話す内容そのものが良くないと、どれだけテクニックを駆使しても相手の心を動かすことはできない。しかし、逆に内容が素晴らしくても、スキルがなければ伝わらない。』このジレンマと向き合うことが難しかったと思います。

 だから、スピーチは単なる技術ではなく、自分が本当に信じていることを語る場であると感じました。ただし、どんなに良いアイデアや思いを持っていても、伝え方を間違えると聴衆には届かない。そのギャップを埋めることの重要性を改めて痛感しました。」

この技術を使って実現したいこと

「短い時間でも、人の心をとらえ、感動を与えられるスピーカーになりたい。そのために、スピーチの技術をさらに磨いていきたい。伝える力を極めることで、自分の道を切り開き、より多くの人に影響を与えられる存在になりたいと思います。」

講師の気づき——弱みを強みに変えるスピーチ力

 日本人でありながらアメリカでピッチを行い、日本の良さを伝えたい、と挑戦をする人は、少数ではあるが、確実に存在し、増えていると思う。彼らは、特に10代後半や20代前半に渡米した人たちは、流暢な英語を話すが、それでもネイティブスピーカーからは「外国人」として認識されることも多い。しかし、これは決して弱点ではない。それを強みに変えることができるのが、スピーチの技術である。

 日本語が上手な外国人でも、どれだけ流暢でも「日本人のように話す」ことはできない。それと同じように、日本人がどれほど英語を極めても、完全なネイティブにはならない。しかし、それが逆に「異文化からの視点を持っている」ことの証明となり、説得力を増す。

 特にアメリカでは、多様なバックグラウンドを持つ人々が共存しているため、異なる視点を持つスピーカーに価値を見出す文化がある。日本人が日本人らしい視点を持ちながら、堂々とスピーチをすることは、大きなアドバンテージになるのだ。

 このとき重要なのが、本人の情熱やコンテンツの深さであり、さらに、それが自然と伝わるスピーチの構成力とデリバリーの技術である。異文化に適応しつつも、自分の強みを最大限に活かして伝えることができれば、聴衆の心を動かすスピーチが可能となる。

 ブレイクスルー基礎コースは、単に「話し方」を教える講座ではない。どのようにしたら「伝わる」のかを理解し、鍛え、言葉の壁を超えて人々に影響を与えるスピーカーを育てる場である。次に挑戦するのは、あなたかもしれない。

さらに詳しく:スピーチの準備についての記事はこちら:

スピーチの準備の仕方

ブレイクスルー基礎コース受講者の体験談を紹介。教育分野の起業家・佐久間芳恵さん(仮名)が、アメリカに渡り、事業の宣伝のために、英語でのピッチ成功を目指し、短時間で聴衆の心をつかむスピーチスキルのコツを理解した様子をレポート。日本人の強みを活かした伝え方の重要性とは?

会場のマイク

あがり症の人は必読

関連記事

ブレイクスルー基礎コース受講者の体験談を紹介。教育分野の起業家・佐久間芳恵さん(仮名)が、アメリカに渡り、事業の宣伝のために、英語でのピッチ成功を目指し、短時間で聴衆の心をつかむスピーチスキルのコツを理解した様子をレポート。日本人の強みを活かした伝え方の重要性とは?

🔸スピーチ教室の選び方

関連記事

ブレイクスルー基礎コース受講者の体験談を紹介。教育分野の起業家・佐久間芳恵さん(仮名)が、アメリカに渡り、事業の宣伝のために、英語でのピッチ成功を目指し、短時間で聴衆の心をつかむスピーチスキルのコツを理解した様子をレポート。日本人の強みを活かした伝え方の重要性とは?

■ブレイクスルーメソッドについて深く詳しく学ぶならこちら:

ブレイクスルー基礎コース受講者の体験談を紹介。教育分野の起業家・佐久間芳恵さん(仮名)が、アメリカに渡り、事業の宣伝のために、英語でのピッチ成功を目指し、短時間で聴衆の心をつかむスピーチスキルのコツを理解した様子をレポート。日本人の強みを活かした伝え方の重要性とは?

ブレークスルーウェビナー基礎コース受講イメージ
>オンライン無料相談受付中!

オンライン無料相談受付中!

オンラインによる、15分間の無料相談では、はじめての方(個人様/法人様)向けに信元が直接アドバイスさせていただいております。コース選択のご相談はもちろん、何から手を付けたらいいか分からない、といった漠然としたご相談もOK。まずはお気軽にご相談ください。

CTR IMG