グローバル・パブリックスピーキング®とは?
グローバル・パブリックスピーキング®の上達は語学力ではない!
そうはいっても、英語力は大事...そう疑問が残る方が多いことでしょう。
もちろん、語学力は高いに越したことはありません。
でも、日本語なら、今すぐ素晴らしいパブリックスピーキングが出来る自信がありますか?
聞き手が1人であろうと300人であろうと、彼らを飽きさせることなく、終始心を惹きつけ続けることができますか?
Yes!と言い切るには少々不安ではないですか?
アメリカの人気コメディアンのジェリーサインフェルドはこう言いました:
「人間が最も恐れていることのナンバー1は、パブリックスピーキングで、ナンバー2は、死」
なんだそうです。
死が2番目ですよ?ということは、たいていの人は、「お葬式に行った時、弔辞を述べるくらいなら棺おけに入っていたほうがマシ!」と思う、ということです。
そこで、異文化の人たちの心を魅了するようなスピーチをするための秘訣は、語学力ではない。そう提言してみたいと思います。
そもそもグローバル・パブリックスピーキング®とは?
パブリックスピーキングの極意は、聞いている相手がたった一人の営業相手でも、何百人の聴衆でも、彼らの心を捉えて放さず、心を大きく動かす、ということです。
そこに言語力は必須ではありません。どの言語を使っていても、パブリックスピーキングのスキルを身につけることで、今のあなたの言語力のままで、異文化の人相手でも、格段に伝わりやすいスピーチを実現できます。これが、「グローバル・パブリックスピーキング」です。
(以前わたしが寄稿した記事「グローバルリーダー必須のスキル ー ヒューマンキャピタルオンライン (2018年11月27日掲載)」より抜粋)
ノンネイティブはアドバンテージ
重要なメッセージほど、小学生にも理解できる簡潔さが必要
スピーチは、文字で書かれたものとは異なり、聴衆の耳から耳へと素通りしてしまいます。
惹きつけられる「何か」がなければ、伝えたいメッセージも伝わりません。
もし、何か難しい言葉で長々と説明を続けたら、最初の30秒で既に聴衆は飽きてしまい、心は離れてしまいます。
ですからスピーチをする際には、重要なメッセージであればあるほど、簡単な言葉で、短い文章で、ゆっくりと、小学生にも理解できるような簡潔さで伝えなければいけません。
ノンネイティブの「簡単・短い・ゆっくり」はグローバル・パブリックスピーキング®の必須要素
簡単な言葉。短い文章。ゆっくり。
英語のノンネイティブスピーカーは、こういう話し方をしませんか?
高度な単語を並べて早口でまくし立て続けることなんてノンネイティブには至難の業ですから。
気がつきましたか?
ノンネイティブスピーカーならではの要素は、実はグローバルパブリックスピーキングにとって、必須の要素なのです。
必要なのは英語力ではなく、上達のためのプロセスとコツ(知識)
ですから、「英語力に自信がないからスピーチはダメ」、と考えたあなた、ノンネイティブはアドバンテージなのです!
ただ、グローバルパブリックスピーキング上達のためのプロセスとコツを知らないだけなのです。
グローバル・パブリックスピーキング®とは、「お・も・て・な・し」の佐藤真海さんのようなスピーチのこと
東京オリンピック招致の際の日本人チームのスピーチはまだみなさんの記憶にも新しいことでしょう。
「お・も・て・な・し」に注目が集まったものの、私が最も印象深かったのは、佐藤真海さんのスピーチです。
必ずしも英語上級者ではない彼女のスピーチは、言葉の壁を越えて、文化の違いを超えて、世界中の人たちを感動させた素晴らしいスピーチでした。
そこには人並みならぬ苦悩と闘うドラマあり、明るい将来像が描かれ、どんな人種であっても心に響く明確なメッセージがありました。
語学力に頼ることなく、異文化の人々の心を魅了するスピーチ、それが「グローバル・パブリックスピーキング®」
語学力に頼ることなく、言葉や文化の壁を打ち破り、異文化の人々の心を魅了することができる。そんな佐藤真海さんのようなスピーチが、「グローバル・パブリックスピーキング®」です。
ではどうしたら、グローバルパブリックスピーキング®を習得することができるのでしょうか?
ブレイクスルー・メソッドTMでは、この答えを紐解いていきます。