- 2019年9月15日
第5回ー合格した理由は「テスト」ではなく「プレゼン」【全8回シリーズ:日本人初NYスピーチコンテスト優勝への軌跡】
ワシントン大学留学中に知ったMBAに挑戦しようとした、入社4年目のこと。見事不合格で、翌年再度挑戦するも、補欠リスト入りとなってしまいました。そこで私が取った行動とは、面接官待ち伏せ作戦でした。
ワシントン大学留学中に知ったMBAに挑戦しようとした、入社4年目のこと。見事不合格で、翌年再度挑戦するも、補欠リスト入りとなってしまいました。そこで私が取った行動とは、面接官待ち伏せ作戦でした。
ワシントン大学留学中の冬休み、北米横断一人旅をしました。それが波乱万丈の旅行となり、自分から知らない人に英語で話しかけ、問題解決しなければいけない状況に置かれました。でもそれが実はブレイクスルーとなったのでした。
アメリカ留学中のある出来事をきっかけに、「色んな人たちと交流し、渡りあっていくのは『言語能力』だけじゃない」ということを実感しました。基本的な単語や文法はもちろん必要ですが、「英語の勉強だけ」では交流はできないのです。
はじめてのアメリカ大学留学で、英語に自信があった私は一気に自信喪失し、部屋に閉じこもる毎日になってしまいました。唯一の救いはダンスでしたが、それでも、英語で人とコミュニケーションを取ることは避けてしまっていました。
純日本カルチャーで育った純ジャパの日本人ながらも、激戦区ニューヨークのスピーチコンテストで優勝し、アメリカでプロスピーカーとして活動するまでに至った私の学生時代をご紹介します。
「同じ人間なんだから根っこは一緒」と思うかもしれませんが、グローバルビジネスに携わっていると、根っこは意外と一緒ではないのだな、と思わされることも少なくありません。文化の違いは、価値観の違い、コミュニケーションや考え方の違いなどに大きく影響します。
「聞き手をカボチャと思え。そうすればアガらない」というセリフをよく耳にしますよね。しかしながらこれはスピーチ&プレゼンでは絶対にしてはならないことなのです。大切なのことは聞き手視点です。
英語でも日本語でも、相手に影響を与える「聞き手視点」のスピーチを実現するのにマーケティングの手法が有効です。【第2回】「スピーチはマーケティング戦略に似ている」では、聞き手に何かベネフィットを持ち帰ってもらうために必要な原稿準備のポイントをご紹介します。
英語のスピーチ・プレゼンを左右するのは「語学力」ではありません。8歳児の英語力でネイティブの大人相手にニューヨークのスピーチコンテストを連覇、日本人唯一の全米プロスピーカー、信元夏代があなたが英語スピーチやプレゼンをする時に身に付けておくべき『本当に必要な力』についてお伝えします。