- 2019年12月11日
【全3回シリーズ:あなたの英語スピーチ、原稿読みに終わっていませんか?】第1回-聴衆があなたの話を聞くかどうかを決めるのは7秒-30秒
みなさんはこれまで、様々なスピーチやプレゼンを聞かれたことがあることでしょう。その中で、冒頭から、これはつまらなそうだ…と感じてしまったスピーチはありませんか?
ブレイクスルースピーキング代表 ”信元夏代” が編集長として運営する、
グローバル人財のための英語/日本語スピーチ・プレゼン総合メディアサイトです。
みなさんはこれまで、様々なスピーチやプレゼンを聞かれたことがあることでしょう。その中で、冒頭から、これはつまらなそうだ…と感じてしまったスピーチはありませんか?
ワンビッグメッセージは英語なら10ワード以内、日本語なら20ワード前後を目標としましょう。聞き手はあなたの口から発せられる言葉を聴いていますから、これより長くなると、印象に残りにくくなってしまいます。具体例で説明します。
西洋では「コップが壊れました」と言うところを、日本人は「コップを壊しました」と言う傾向が強い。「壊した」と言うことで謝罪の意味を込めているのだ。こういう謝罪を尊ぶ姿勢がもう少し世界に広がってもよいのではないか。それには日本人自身がその違いをはっきりと認識し、言葉で表し、説明する必要がある。
ニューヨークに来てレストラン、カフェ、ベーカリーと様々なお店に入って驚いたことの一つに「挨拶」があります。お店に入ってHelloだけでは終わらない挨拶のスタイルに、どう応答したらいいか、簡単な事例と共にお伝えします。
メインポイントに仕上げるための最後のプロセスは、グルーピングしたアイデアを、分かりやすく、かつ、意味合いの深い言葉へと言語化していくことです。 戦略コンサルタントならではのロジカル思考法を使いながら、メッセージを言語化していくプロセスを一緒に見て行きましょう。
プレゼンテーション/パブリックスピーキングの質を高める秘訣は「情報のバランス」。具体的に説明いたします。
日本人が贈り物を渡すときに使う表現「つまらないものですが」を外国人に翻訳する時には、「これは取るに足らないものなので、お返しの心配はいらない」と言えばよい。なぜなら「恩知らず」にならないように心がける日本人は、ついお返しをしたくなるので、そんな相手を気遣うのが本来の意味だからだ。何気ない日本語の裏側には、実は愛があふれている。
ワンビッグメッセージから根拠、つまりメインポイントを引き出し、それを言語化していくためには、ロジカルシンキング手法を使いながら3つのプロセスを経ます。
聞き手との共通の基盤が見つかったら、それをどうやって端的に言葉で表現するのか?と考えるのが、次のステップです。 より相手に「響く」精度の高いメッセージを探すためには、ロジカルシンキング手法を使っていきます。
今回の出張での企業研修にて、参加者の方々の人生に、影響を与えることができたました。スピーチを通して。 「スピーチ・プレゼンの伝道師」としてスピーチの醍醐味や楽しさを伝えていくことをミッションにしている私にとって、これほどの喜びはありません。