アメリカ人はとにかく早口で何を言っているのか分からない。業務上のアドバイスをしようと思っても、どこがポイントなのか分からない。たとえ言えたとしても、怪訝な顔をされてしまう。。。
そんなご経験はないだろうか。私も以前は駐在員だったので、そんな気持ちがよくわかる。赴任したては、よくトラブルを起こしたものだ。この記事は、
- 海外赴任・生活を目指し、今、準備中のビジネスパーソン
- 既に海外で生活し、でも、毎日苦労をしている駐在者の皆さん
- アメリカのビジネススタイル・習慣に興味がある皆さん、
- 海外駐在、海外生活に興味がある学生の皆さん
そんな方々のために、異文化間でのコミュニケーションのコツをまとめてみた。まず数々の駐在生活での問題点は何かを考え、その解決策となるコツ(別記事も紹介)も掲載。そして、この記事の一番の核になり、後半でご紹介するのは、異文化コミュ力(CQ:Cutural Intelligence)を磨くための4ステップだ。
ムリムリ! アメリカ人(現地社員)をサポートなんて!
まず、私の悩みだったことは、現地スタッフのサポートだ。日本からアメリカに来て、現地業務レベルアップをするのが目的なのにもかかわらず、彼らがどうやって、なぜそのやり方をするのかなど、はてなマークが頭の中にいっぱい浮かんできて、アドバイスなどできるはずもなく、サポートどころではなかった。
それもそのはず、根本的に文化・やり方が違うので、「いや、これ普通こうするでしょ!」の「普通」というのが通用しない。これをやって当たり前だという感覚がない。結果、彼らが何を考えているのか分からない。また、日本では、いわゆる空気を読むのが当たり前だが、彼らは空気を読まないのが「当たり前」で、私の意図を汲んでくれない。だから、それを丁寧に一つひとつ確認し、説明する必要が出てくる。それに気づくまでに時間がかかったし、気づいたとしても、それをどう修正し、どういう行動をすべきか最初はとても戸惑った。
解決法:
まずは、違いがある、という認識。そして、その違いは何か? という深い理解が大切。→後半の「4ステップでCQをマスター」で詳説
言葉で発しないと気持ちは伝わらない。「言わなくても分かる」という考えは捨てて、一つひとつの作業や行動を観察し、何をしているのか理解し、常に感謝を示すことが大切だった。
管理者には、こちらの指示内容を分からせる説明責任(accountability)がある。「いちいちそんなことを言わなきゃ分からないのか!」と思うのは日本人だけ。日本で説明する時の3倍話すくらいの心構えがいい。→別記事参照:非言語コミュニケーションによる異文化間の理解と円滑なコミュニケーションのコツ
まずは、①違いを認識し、②なぜそうなのかを理解し、③その上で分析、計画を立て、④言葉を発し、説明、行動する。これが現地社員をサポートするためのステップだ。
誤解を避け外国人と円滑に話すためのコツ
グローバルな舞台で活躍する駐在員や、将来それを目指す人にとって、異文化間でのコミュ力は必須。相手の文化に対する理解とそれに伴った行動がとれるかどうかが駐在生活のキーになる。それには、自身の文化・言語を深く理解し、相手の文化・言語に対してもよく観察、理解し、その対策を計画し、行動に移すことがポイントになる。
甘い! 英語は現地に行きさえすればなんとかなる?
聞き取れない英語
駐在員として、日本と海外の間に立って、コミュニケーションの円滑を図るというのが任務の一つだった。しかし、なかなか現地の人の英語がよく聞き取れなかった。従って、最初の頃は、現地の状況の大雑把な部分しか理解できなくて、コミュニケーションの橋渡しをしようにもできなかった。
あと困ったのは、電話での手続き。公共施設に電話をして、いろいろと必要な手続きをするのだが、電話だと相手の表情とかが分からず、また、こちらも身振り手振りで伝えることができないので、何度も同じところに電話をかけたり、何度も同じことを言ってもらったりした。
どのように会話を深めるか?
特に、ニューヨーク周辺のアメリカ人は、概して早口だと思った。なんとなく分かるが、ピントがズレて理解しているのかなんなのか、「つまりこういうこと?」と聞いても、「そうじゃなくて。。。」という会話が続いてしまった。
それでも、業務上のことなら、なんとなく共通基盤の上にいるので、最終的に理解はし合えた。しかし、日常会話、特に、パーティなどの人間関係をお互いに深める場面で、会話をどう発展させればいいのか戸惑って、かなりの工夫が必要だった。信頼関係を深めるには、それなりの表現や言い回し、振る舞いも必要だが、そういうことが分かるようになったのはかなり後になってからのことだ。
グローバルな舞台で活躍する駐在員や、将来それを目指す人にとって、異文化間でのコミュ力は必須。相手の文化に対する理解とそれに伴った行動がとれるかどうかが駐在生活のキーになる。それには、自身の文化・言語を深く理解し、相手の文化・言語に対してもよく観察、理解し、その対策を計画し、行動に移すことがポイントになる。
解けない誤解
学生の頃と違って、駐在員というのは立場がある。だから、周りの人が自分の間違った英語を直してくれる、などという雰囲気はあまりなく、「それは甘い考え」と、あとで嫌というほど思い知った。どういうことかと言うと、学生時代の延長で呑気に構えていた私は、平気でいろんなことを間違ったままで話し、内心、「間違っていたら誰かが直してくれるだろう」くらいにタカをくくっていた。ところが、ある時、間違いがそのまま真面目に受け止められてしまい、しばらくその状態が続いたままになっていたことがあった。私がその人が誤解をして悶々と苦しんでいるのを知ったのは、事態が深刻になってからだった。あわてて、私は修正しようと試みたが、時はすでに遅かった。結局事態は収まったのだが、完全に誤解が解けるまでには時間がかかった。間に立って、味方になったり。助けてくれる人が少なくて、最初の頃は、本当に困った。
解決法:
- 文法を理解する
- ボキャブラリーを増やし、リスニングを強化する
- 英語の丁寧語をマスターする
- 自分の立場を英語で表現してみる
① 文法を理解する
私の場合、例えば、助動詞 “WOULD”の使い方がよくわかっていなかったことが問題の一つだった。そのために、微妙なニュアンスが掴みきれず、本当はネガティブなことを言っているのに、ポジティブな意見だと勘違いして、そこに、コミュニケーションギャップを作っていた。文法は大切だと改めてしみじみ思った。
文法が、英語に限らず、外国語を勉強するに当たって、コアな部分であることは、留学時代から観察して分かっているつもりだった。カリフォルニア州の大学院にいた頃、そこで観察したのは、英語が上達する人としない人の差である。国籍を問わず、文法を理解している人は上達が早かった。それは、文法を理解していないと、いつまでたっても、いわゆる「Broken English」のカタコト英語のままで、成長できないためだ。カタコト英語だと、確かに言いたいことは分かる。しかし、その人のことをビジネスパーソンとして信用しようと思うか、と言うと、本音ではそう思わない人が多いだろう。文法については、私も留学前にそのことを聞いていたので、文法はきちんと学習したつもりだったが、実に奥が深いので、ついていけなかった。常に意識して知識を磨き、努力しないと上達できないと思う。しかし、決して難しいことではない。ちょっとした言い回しに気をつけるだけで、充分達成できることだと思う。
助動詞(仮定法)を正しく使えば、日本的な微妙な表現も可能に!
グローバルな舞台で活躍する駐在員や、将来それを目指す人にとって、異文化間でのコミュ力は必須。相手の文化に対する理解とそれに伴った行動がとれるかどうかが駐在生活のキーになる。それには、自身の文化・言語を深く理解し、相手の文化・言語に対してもよく観察、理解し、その対策を計画し、行動に移すことがポイントになる。
② ボキャブラリーを増やし、リスニングを鍛える
早口なのが聞き取れないのは、ボキャブラリーが足りないからだ。知っている単語であれば、必ず聞き取れる。だから、まずは知っている単語の数を増やそう。
あとはとにかく慣れること。嫌われてもいいから、繰り返し、分かるまで聞く。わかったふりをしないこと。もしわかったふりをしてしまったら、後で、人に聞くか、徹底的に調べる。「聞くはいっときの恥。聞かぬは一生の恥」
③ 英語の丁寧語をマスターする。
英語中級者はご注意:「英語に敬語がない」は間違い!
もし、海外でビジネスパーソンとして渡り歩きたいなら、洗練された英語を身につけたい。それは、例えば、相手を思いやる婉曲表現、丁寧で気の利いた言い回しなど、アメリカのビジネスシーンで役立つ、繊細で、豊かな英語を使いこなすこと。日本語で、敬語がうまく使えない人が、上手な人間関係を構築できないのと同様、品格のある英語表現をグローバルな舞台で使えなければ、周りを気持ちよくさせ、意思疎通を上手にこなせるようにはならない。その人の話している英語を聞けば、その人の品格がわかると言われる所以だ。
そのことについて、著書「英語の品格」の中で、ロッシェルカップ氏が、
Please~、など、学校で正しいと教えられた英語は、ときに失礼な表現になりかねない。
英語は、日本人が考えるより繊細で豊かな表現であふれている。
と語っているように、ある程度話せるようになったら、下手なスラングなどを覚えるよりは、より洗練された品格のある英語を身につけた方が成功する早道だと思う。人の一生の時間は限られているので、本当に必要な言葉だけを身につけてしまった方が効率的だと思うし、その方がビジネスパーソンとして信用されやすいと思うからだ。
洗練された英語を武器にすれば、人間関係を深めることもできる。相手の考え方を尊重した言い方をマスターすれば、こちらが話さなくても、自然と相手が饒舌になり、どんどん話してくれる。そうすると親交も深まるというもの。人はとかく自分の話を聞いてくれる人を好きになるものだ。
グローバルな舞台で活躍する駐在員や、将来それを目指す人にとって、異文化間でのコミュ力は必須。相手の文化に対する理解とそれに伴った行動がとれるかどうかが駐在生活のキーになる。それには、自身の文化・言語を深く理解し、相手の文化・言語に対してもよく観察、理解し、その対策を計画し、行動に移すことがポイントになる。
④ 自分の立場(日本では言わなくても分かりそうな当たり前のこと)を英語で表現してみる
言語と文化は深くつながっている。だから、相手の文化背景を知ることで、こちらもどんな言葉を使えば良いかが見えてくるし、どう振る舞えば良いかがわかる。ただし、こちらだけが分かっていて、相手がその違いを分からないと目線が合わなくなる。だから、こちらの立場、文化背景も説明しないと分かってくれない。従って、どのように自分の文化を説明すればよいかがかなり重要になってくる。
これまで述べたように、相手を理解することで自分の立ち位置がわかるので、そのことをそのまま率直に説明することで、よりお互いを理解することができるだろう。例えば、
私が、会議で黙っているのは、文化的な理由があるんです。黙っていると、アメリカでは、無関心とかやる気がないとみなされますが、一方で、日本ではむしろ黙っている方が普通であり、相手に対して尊敬の念を表すことになるんです。それは、沈黙を尊ぶ文化が日本にはあるからなんですね。だから、決して無関心なのではなく、むしろ真剣に聞いているから何も言わないのです。
There is a cultural reason that I keep quiet in meetings. Silence is seen in America as indifference or unmotivated. On the other hand, in Japan, people like to stay silent, and it is a way to show respect to others. This is because silence is traditionally respected in Japan. It’s not that I’m completely indifferent to what you discuss, but that I’m listening carefully, so I don’t say anything.
と説明することで、相手は、あなたがなぜ会議で発言しないのかがわかり、その後のコミュニケーションも楽になり、誤解も避けられるだろう。
しかし、このような考えに至るのも、冒頭に述べた「違いの認識と深い理解」あってのことだ。
日本語の文法「省略」がコミュニケーションを妨げる?!
グローバルな舞台で活躍する駐在員や、将来それを目指す人にとって、異文化間でのコミュ力は必須。相手の文化に対する理解とそれに伴った行動がとれるかどうかが駐在生活のキーになる。それには、自身の文化・言語を深く理解し、相手の文化・言語に対してもよく観察、理解し、その対策を計画し、行動に移すことがポイントになる。
絶望! 会議のやりとりに割り込めない!!
会議は、特に3人以上の比較的多数のものは苦手だった。「会議で何も言わないのは参加していないと同じ」だと聞かされていたので、焦って、いろいろ意見をしようと試みた。
しかし、アメリカ人ら現地社員が、激しく議論をしている中で、割り込んで入りたくても、タイミングがさっぱり分からなかった。やっと発言できたと思っても、その時にはすでに話題が変わっていたりして、「あなたは何を蒸し返そうとしているんだ」と言われてしまう。
それに懲りて、何も言わないと、「いったい日本から何しにきてるのかね、この人」と言われてしまう始末。どうしようもなかった。
解決法:
質問しよう!
何も、意見を言うだけが会議ではない。適切な質問をきっかけに議論が活発になることは往々ある。意見を述べるより、頃合いを見計らって、質問をする方が簡単だ。だから、積極的に質問をしてみよう。
それに、質問することは、うまく聞き取れない時に、もう一度繰り返していって欲しい時には便利な技だ。うまく聞き取れない時、というのは、往々にして、全体としても、話がまとまっていない場合が多い。だから、話の要点を明らかにし、まとめるきっかけを質問によって作ることは、会議に携わるチーム全体に貢献することになる。
また、質問する時に、挙手をすることで、簡単に話に割り込むことができる。その時に、ゆっくりでもいいので、少し感想・意見を述べながら、質問をしてもいい。さらに、質問自体が自分の意見だったりすることもある。つまり、質問というのは、あなたにとって有利に導いてくれるとても便利な武器なのだ。
あとは、シンプルに感想を言うとかでも良い、とにかく参加するのが大切だ。何も言わないのは、やる気がない、無関心だと解釈されてしまう。
会議で、アメリカ人のように、意見をもって割り込むのは、日本人にとってはかなり上級テクニックだ。これはディベートを練習すればできるようになるが、それは結構ハードルが高いと思う。
だが、質問をすることを習慣化できれば、母国語でない英語を使わなくてはいけない人にとっては、相当有効な手段であることを、全ての英語以外の言語を母国語とする英語話者に伝えたい。
実は、同じ質問するにも、相手の考え方、文化・風習を理解しているのといないのでは、雲泥の違いがある。やはり、基本は「違いを認め、深く理解する」からスタートしたい。
割り込み方のテクニック:結論から先に言うクセをつける
グローバルな舞台で活躍する駐在員や、将来それを目指す人にとって、異文化間でのコミュ力は必須。相手の文化に対する理解とそれに伴った行動がとれるかどうかが駐在生活のキーになる。それには、自身の文化・言語を深く理解し、相手の文化・言語に対してもよく観察、理解し、その対策を計画し、行動に移すことがポイントになる。
「後で個人的に話をしよう」と考えると大問題に発展する可能性が大!
グローバルな舞台で活躍する駐在員や、将来それを目指す人にとって、異文化間でのコミュ力は必須。相手の文化に対する理解とそれに伴った行動がとれるかどうかが駐在生活のキーになる。それには、自身の文化・言語を深く理解し、相手の文化・言語に対してもよく観察、理解し、その対策を計画し、行動に移すことがポイントになる。
解決の糸口がCQ(Cultural Intelligence)
一番最初に述べた、相手の文化・習慣を理解することは、結果的に自身の英語力の向上へもつながり、会議での自分の振る舞い方も決定する。そういう意味で、グローバルで活躍するビジネスパーソンが抱える悩みを解決する糸口の一つが、まずは「違いを認識する」ことだ。
日本以外の諸外国は、他民族国家であることが多い。特に、アメリカという国は、移民の国。現在でも、大都市ロサンゼルスやニューヨークなどでは、外国人の数も多く、お互いの文化背景が違う。だから、同じバックグラウンドを共有できないので、いわゆる空気を読むことは難しい状況にある。これをやって当たり前だという感覚がない。日本だと「いや、これ普通こうするでしょ!」という、それがない。だから、それを丁寧に一つひとつ確認し、説明する必要が出てくる。共通意識がないので、それをゼロから作り上げていく必要があるのだ。
その核になるのが、以下に述べるCQをマスターするということ。IQとかEQならぬ、CQ=Cultural Intelligence。つまり、
CQとは、文化的知能指数、つまり、文化的な違いを理解し、それをどう乗り越えたらいいか具体的に対処できる智慧、異文化間コミュニケーション能力
のことを指す。
9割の経営者が認識「グローバル人材には絶対必要なCQ」
68国の経営の中核を担うリーダーたちに調査したところ、9割の人がこれからの時代に必要なのは「多様な文化の中でのリーダーシップ」と答えた。今や、文化的な違いを理解し、それをどう乗り越えたらいいか具体的に対処できる智慧、異文化間コミュニケーション能力は絶対に必要なものと変わった。それは「あればいい」というものではなく、絶対的に必要なものと変わった。(“Leading with Cultural Intelligence” By David Livermore, Ph. D, Toastmaster, September 2015 issue p16より)
なぜなら、ビジネスチャンスは、今や、国の内外でグローバル化する市場の中にあるからだ。その市場が、今、大きく拡大している。そして、その成長する市場を手に入れるために必要なのは、グローバルな人材だ。
- 拡大するグローバル市場
- それに対応できる人材需要の高まり
このふたつがCQの必要性を高めている。
CQが求められる理由
グローバル化すればするほど、文化による違いが、ビジネスに影響を及ぼす
ニューヨークでは様々な文化背景を持つ人たちが一緒に仕事、生活をしている。日本でも最近外国人観光客が増え、また日本語を話す外国人も増え、異文化の人に接する機会が増えた。また、人手不足から外国人労働者を雇ったり、生き残りをかけて、よりグローバルに海外でビジネスを展開しようとする中小企業もある。
しかし、文化の違いから誤解を生じたり、結果ビジネスにマイナス影響を及ぼすことを体験する人も増えている。そんな中で、誤解をさけ、コンフリクトを生じさせないような異文化間コミュニケーション能力、文化的知能指数「CQ」が求められているのだ。
CQの重要性を語るアメリカの著名な博士
「その文化の壁を乗り越えるには、文化的知能指数『CQ』が必要だ」
と語るのは、デイビッド・リヴァモア博士。
デイビッド・リヴァモア博士とは?
デイビッド・リヴァモア博士とは、アメリカで著名な社会科学者だ。彼のウェブサイトには、自身について以下の様に紹介している。
David Livermore、PhD(ミシガン州立大学)は、文化的知性(CQ)とグローバルなリーダーシップのトピックに専念する社会科学者であり、 Leading with Cultural Intelligence 、 Driven by Difference 、 ServingwithEyesなどの受賞歴のある本の著者です。 ワイドオープン。彼の次の本、 Digital、Diverse&Dividedは、 私たちの今日の最も差し迫った問題の1つ、つまり私たちの個人的および職業的関係の二極化を克服する方法を扱っています。
デビッドはミシガン州イーストランシングの文化情報センターの創設者であり、シンガポールの南洋理工大学の客員研究員です。彼は、ハーバードビジネススクール、グーグル、コカコーラ、米国国防総省、BMW、カタール航空、国連など、世界中のグローバルな組織と相談しています。彼は100か国以上を旅行し、会議で頻繁に講演を行っています。彼はまた、いくつかの取締役会に参加しています。
デビッドは、社会科学を実践者が利用できるようにするのが大好きです。彼は、アトランティック 、CBSニュース、 クリスチャンサイエンスモニター、エコノミスト、フォーブス、NBC、 ニューヨークタイムズ、USAトゥデイ、 フィナンシャル タイムズ、 ウォール ストリートジャーナル 、 中国南部など、無数のニュースソースからインタビューを受け、参照されてきました 。
デビッドと彼の妻のリンダには、エミリーとグレースの2人の大人の娘がいます。エミリーは訴訟弁護士としてのキャリアに着手しており、グレースはグラフィックデザイナーです。彼らの好きな家族の活動のいくつかは、旅行(幸いなことに!)と一緒に新しい食べ物を発見することです。
※参照:デイビッド・リヴァモア博士のウェブサイト(davidlivermore.com)の『About』より日本語訳
デイヴィッド博士が提唱した「4つのCQステップ」
さて、そのデイヴィッド博士が、CQを高める方法として提唱したのが、「4つのCQステップ」だ。
本ブログでも以前この4つのステップを紹介した。
グローバルな舞台で活躍する駐在員や、将来それを目指す人にとって、異文化間でのコミュ力は必須。相手の文化に対する理解とそれに伴った行動がとれるかどうかが駐在生活のキーになる。それには、自身の文化・言語を深く理解し、相手の文化・言語に対してもよく観察、理解し、その対策を計画し、行動に移すことがポイントになる。
各ステップの最後には、あなたの「今のCQ力」を知る目安になる「まとめ記事」も掲載
各ステップと併せて、今回ご紹介する他の記事を読んでいただくことは、2つのメリットがある。1つは、CQが高いとは、具体的にどういうことかを把握するのに役立つこと、2つ目は、あなたのCQ力を知る目安にもなること。記事は、日本人だからこそ、起こる事例やその解決策を沢山紹介しているので、「グローバルに活躍するにふさわしい人材になりたい」と考える日本人のあなたにとってどれも有益な情報となるだろう。
まとめ記事も合わせるとかなりの量になるので、まずは、以下に示すCQアップに必要な4つの工程を知り、そこから各ステップの詳細を読みを進め、そこから、時間のある時に少しずつ関連記事を読み進める、と分けて読んでいくといいだろう。勿論、全て一気読みしても問題ないが。
4ステップでCQをマスター
グローバル人材として求められる人になる、CQを高める4つのCQステップは、以下。
- 異文化間コミュの前提を知る
- 「違い」と「当たり前」を受け入れ、深く理解する
- 文化的ギャップを埋めるために具体的な行動を考える
- 臨機応変に自分の言語、仕草やジェスチャーを変える
次に、どのように、この4つのステップを活用し、どのようにCQ力をアップしていくかを、各ステップの理解を深めるのに役立つ記事と共にご紹介する。
1、異文化間コミュニケーションの前提を知る
まず最初に、基本的な「違いの認識」が必要だ。では、その違いとは、
- 人間は、目に見えない文化・習慣・考え方によって行動することを深く理解すること。
- 世の中にはまったく正反対の考え方や文化が存在することを知ること
グローバルな舞台に身を置いているなら、またはこれからそうありたいと思うなら、この前提を理解しなくてはならない。そうすることで、何をしなければならないかも見えてくる。さらに、自分にこのような意識に欠けていると判断したら、文化的違いを理解できる人材を迎え入れ、教えを乞わなくてはならない。
2、「違い」と「当たり前」を受け入れ、深く理解する
違いと当たり前について、それぞれの定義をまず明確にしてみよう。
- 違いとは・・・異文化間での違い(①)
- 当たり前とは・・・自国の理解(②)
にあたる。
一口に欧米、といっても国が違えば、好まれるスピーチも違う。
アメリカでは、ユーモアを使い、大局をいつも見据え、簡潔なイントロと内容をうまくまとめた結論を提供するスピーカーが好まれる。
一方で、ドイツでは、十分に準備された原稿を読み、理論的背景や議論をつぶさに述べ、現実的な細かい分析を提供し、理想に偏った過ぎた応用の提案は控える。そんなスピーチが好感を生む。
交渉の場面でも、文化が違えば、やはりやり方も違う。何が相手の動機付けになるのかをよく観察し、互いがどんなことに価値を置いているのかを見極めないと信頼をなかなか築けない。トップダウンが好まれるのかどうか、直接的、もしくは間接的なコミュニケーションが好まれるのかどうかを理解していないと互いの認識や理解がずれてしまう。( “Leading with Cultural Intelligence” By David Livermore, Ph. D, Toastmaster, September 2015 issue p16より 筆者訳)
この様に、一口に欧米、といっても国が違えば、好まれるスピーチも違う。
様々な違いがある中で、どのように「違いと当たり前」を理解していくかをご紹介しよう。
①異文化間の違いを理解する方法:
①-1.まず「自分と相手は違う」というマインドを持つこと
まず、「自分と相手とは違う」というマインドをもつこと。多くの場合、ここがグローバルマインドをつくる第一歩だ。
このマインドがあるとないとでは、異文化間の違いを理解するのに大きな違いが出てくる。なぜなら、相手の違いを受け入れる準備ができるからだ。受け入れることで初めて相手にも受け入れてもらえ、お互いを理解できる。
そして、そのための調整をお互いに行うことができる。自分の考え方・文化を押し付けることをやめ、謙虚になり、相手に対する観察眼、探究心が生まれる。
①-2.その上で、違いについて理解を深める
例えば、直接的なコミュニケーションが好まれるアメリカで、間接的なコミュニケーションを持ち込めば、交渉は当然うまく行かないだろう。その違いを事前に知ってから交渉に臨んでいるのかどうか、が問題なのだ。
②自分にとっての当たり前を理解する方法
『相手との違い』を認識するには、自分の基準を知る必要がある。つまり、自分にとっての「当たり前は何か」も同時に知らなくてはいけない。
自分の文化・思考パターンを理解し、日本語・日本文化について理解を深める
「当たり前」とは、自分の文化・思考パターンである。しかし、文化的・歴史的な影響を受けている言語習慣など、当たり前すぎて、普段あまり意識することがない。結構、この作業は難しい。自分の姿が一番自分では見えにくいものだ。
海外で生活すると、まず直面するのはこの問題だ。相手と自分の「違い」を認識すると同時に、自分とは何かが同時に浮き彫りにされることは多い。その時初めて、日本について自分は何も知らないことに愕然とする。しかしその理解は曖昧だ。
外国人に聞かれ、「日本はこういう国だ」と説明したくても、言葉が出てこない。そういう経験を、私自身何度もした。だから、相手の文化を知るとともに、日本文化を体系的に、自分なりに理解することが合わせて必要になる。それを理解することで、次第によっては、相手に対する戦略も変わってくるというもの。「違いと当たり前」の理解を深めることで、更に次のステップへと進むことができる。
■「違いと当たり前の理解」に役立つ記事3選
さて、この違いと当たり前、やはり一番ギャップを感じるのは、欧米諸国の人たちとのコミュニケーションだろう。
欧米でははっきり表現しても、日本では、あまり表現しないものがある。これはコミュニケーションをとるにあたって障害になるので、ぜひ知っていて欲しい。次の3つの記事を参考にされたい。
”I love you”は訳せない。沈黙が美徳の日本人
グローバルな舞台で活躍する駐在員や、将来それを目指す人にとって、異文化間でのコミュ力は必須。相手の文化に対する理解とそれに伴った行動がとれるかどうかが駐在生活のキーになる。それには、自身の文化・言語を深く理解し、相手の文化・言語に対してもよく観察、理解し、その対策を計画し、行動に移すことがポイントになる。
自分を戒める日本文化
グローバルな舞台で活躍する駐在員や、将来それを目指す人にとって、異文化間でのコミュ力は必須。相手の文化に対する理解とそれに伴った行動がとれるかどうかが駐在生活のキーになる。それには、自身の文化・言語を深く理解し、相手の文化・言語に対してもよく観察、理解し、その対策を計画し、行動に移すことがポイントになる。
「つまらないもの」と言ってお土産を渡すのはなぜか?
グローバルな舞台で活躍する駐在員や、将来それを目指す人にとって、異文化間でのコミュ力は必須。相手の文化に対する理解とそれに伴った行動がとれるかどうかが駐在生活のキーになる。それには、自身の文化・言語を深く理解し、相手の文化・言語に対してもよく観察、理解し、その対策を計画し、行動に移すことがポイントになる。
3、文化的ギャップを埋めるために具体的な行動を考える
相手との文化の違いを認め、自分の当たり前を理解したら、どのようにそのギャップを埋めるのか具体的な行動を起こすための計画を練らないといけない。それが、3つ目のステップ、いわば「計画」だ。
その計画をするにあたり注意点が2つある。
自身の行動を振り返る上での2つの注意点
①ステレオタイプな見方に陥らない
文化の違いがあるからと言って、ステレオタイプ的な見方に陥ってはいけない。相手を見下したり、裁いたりしてはならない。同じ文化背景を持つからと言っても、個人差がある。同じ日本人でも、自己主張の強い人もいれば、まるで何も言わない人もある。十把一絡げに誰にでもそれを当てはめるのは危険だ。全員が同じ考え方や行動をするとは限らないからだ。
②全体的な文化的傾向を考慮する
しかし一方で、全体的な文化的傾向があることも事実だ。それを無視して効果的に全体を導くこともできない。文化的知識は、戦略を練る時に役に立つし、また、特定の状況や文化の中で、現実を正確に把握し、その戦略がうまく機能しているかどうか、修正すべきかどうかを確認するための手助けにもなる。
行動の振り返りに役立つ!高コンテキスト(文脈)・低コンテキストを踏まえた戦略
そのための目安の一つとして、当Breakthrough Speakingの基礎講座(ウエビナー)では、例えば、エドワードホール氏が提唱した「高コンテキスト(文脈)・低コンテキスト」について教えている。すなわち、相手の言語文化が、あうんの呼吸などの非言語的な要素に頼っているのか(高コンテキスト)、なんでも言いたいことを言葉に表したいのか(低コンテキスト)など、どの辺りに位置するのかを見極めた上で、相手の個性も考え合わせ、さらに自分の話し方をフレキシブルに変えていけるスキルを身に付けたいものだ。
■具体的行動を考える上で役立つ記事4選
上記のように日本では、非言語的なコミュニケーションに依存する場面が多いのに、実は、多くの人がこのことを認識しないままでいる。これも当たり前すぎて、普段あまり意識することがないことの一つだ。非言語的であるが故に、これを言語化するのはかなり難しい作業だと言える。ぜひ、次の4つの記事を参考にされたい。
コミュニケーションギャップを解消するための詳細ステップを解説
グローバルな舞台で活躍する駐在員や、将来それを目指す人にとって、異文化間でのコミュ力は必須。相手の文化に対する理解とそれに伴った行動がとれるかどうかが駐在生活のキーになる。それには、自身の文化・言語を深く理解し、相手の文化・言語に対してもよく観察、理解し、その対策を計画し、行動に移すことがポイントになる。
日本人特有の「言わぬが花」
グローバルな舞台で活躍する駐在員や、将来それを目指す人にとって、異文化間でのコミュ力は必須。相手の文化に対する理解とそれに伴った行動がとれるかどうかが駐在生活のキーになる。それには、自身の文化・言語を深く理解し、相手の文化・言語に対してもよく観察、理解し、その対策を計画し、行動に移すことがポイントになる。
沈黙が誤解を生む温床に?!
グローバルな舞台で活躍する駐在員や、将来それを目指す人にとって、異文化間でのコミュ力は必須。相手の文化に対する理解とそれに伴った行動がとれるかどうかが駐在生活のキーになる。それには、自身の文化・言語を深く理解し、相手の文化・言語に対してもよく観察、理解し、その対策を計画し、行動に移すことがポイントになる。
あなたのちょっとした顔の表情にも意識を向けよう!
グローバルな舞台で活躍する駐在員や、将来それを目指す人にとって、異文化間でのコミュ力は必須。相手の文化に対する理解とそれに伴った行動がとれるかどうかが駐在生活のキーになる。それには、自身の文化・言語を深く理解し、相手の文化・言語に対してもよく観察、理解し、その対策を計画し、行動に移すことがポイントになる。
4、臨機応変に自分の言語、仕草・ジェスチャーを変える
最後のステップは「行動」。最終的に、自分らしさを失わず、CQ力が高い人材として具体的に行動していく為のステップだ。
CQが高いグローバル人材として必要なこと
①自分らしさを失わない
相手の文化に合わせるのもいいが、それでいて自分らしさを失わないということが大切だ。こちらが、相手の文化を理解しているというメッセージが伝われば、相手方もこちらの考えを受け入れてくれる場合がたくさんある。相手を理解した上で、こちらのやり方も説明する必要があるだろう。こちらだけ我慢しているというのは健全ではない。
②臨機応変な立ち振る舞い
しかし、相手を理解し、こちらの考えを説明しているのに、まったく通じない場合もある。その場合は、こちらのやり方を一時的に引っ込めるしかない。そして、通じそうになったら、再度あえて押してみて様子を見る、などの臨機応変な立ち振る舞いも必要だ。要は、
どのようにすれば意思疎通がうまくいくのか、お互いハッピーになれるのか、自分なりのやり方を試行錯誤して見つけていくことが大切だ。それがあなたのスピーチ・プレゼン・トークを成功させ、しいては、普段のコミュニケーションにも役にたつ。( “Leading with Cultural Intelligence” By David Livermore, Ph. D, Toastmaster, September 2015 issue p16より)
■CQの高いグローバル人材らしい行動とは?具体的なコミュニケーション戦略に役立つ記事4選!
相手のことを知り、その戦略を立て、それを行動にうつすには、次の5つの記事が参考になる。
アメリカ人にはネガティブな内容でも直接ぶつけよう!
グローバルな舞台で活躍する駐在員や、将来それを目指す人にとって、異文化間でのコミュ力は必須。相手の文化に対する理解とそれに伴った行動がとれるかどうかが駐在生活のキーになる。それには、自身の文化・言語を深く理解し、相手の文化・言語に対してもよく観察、理解し、その対策を計画し、行動に移すことがポイントになる。
ちょっとした工夫で交渉がスムースに
グローバルな舞台で活躍する駐在員や、将来それを目指す人にとって、異文化間でのコミュ力は必須。相手の文化に対する理解とそれに伴った行動がとれるかどうかが駐在生活のキーになる。それには、自身の文化・言語を深く理解し、相手の文化・言語に対してもよく観察、理解し、その対策を計画し、行動に移すことがポイントになる。
「これは使える!!」ーーNoと言わずにNoを言う方法
グローバルな舞台で活躍する駐在員や、将来それを目指す人にとって、異文化間でのコミュ力は必須。相手の文化に対する理解とそれに伴った行動がとれるかどうかが駐在生活のキーになる。それには、自身の文化・言語を深く理解し、相手の文化・言語に対してもよく観察、理解し、その対策を計画し、行動に移すことがポイントになる。
スピーチ・プレゼンでは論理的に述べよ!
グローバルな舞台で活躍する駐在員や、将来それを目指す人にとって、異文化間でのコミュ力は必須。相手の文化に対する理解とそれに伴った行動がとれるかどうかが駐在生活のキーになる。それには、自身の文化・言語を深く理解し、相手の文化・言語に対してもよく観察、理解し、その対策を計画し、行動に移すことがポイントになる。
まとめ:
グローバル人材に必要な具体的行動を知り、試行錯誤することで、成長できる
まずは、①違いを認識し、②なぜそうなのかを理解し、③その上で分析、計画を立て、④言葉を発し、説明、行動する、この4ステップがCQを高める最短ステップになる。さらに、③の計画を立てる上では、a. 自分の文化・言語習慣を知り、自分の立ち位置を確かめる。b. 相手はどのような文化・言語習慣を持っているのかを理解することが重要になる。そして、その計画を実践するには、相手と自分との接点を見つけ、臨機応変に戦略を立て、対応していく。こうすることで異文化間コミュニケーションをスムースに行うことができるだろう。
自分にもできること、できないことがある。そこに理解を求める必要も出てくる。それを繰り返す中で、グローバルな場面で必要とされるCQ力の高い人材に成長できると思う。
グローバルに活躍したい人の為の、ブレークスルー「ウェビナー基礎コース」
さて、今回ご紹介した4つのCQステップ、具体的な方法をご紹介したが、これを独学で進めていくのはなかなか苦労しそうだ、と感じた方も多いのではないだろうか。
そんな時は、講座を受講してみる、というのも一つの手だ。
グローバルで活躍していく為に、語学力より大切なこと
デイヴィッド博士がグローバルに活躍するのに必須の力としてCQを挙げたが、ブレークスルースピーキングでも、異文化理解を、文化の垣根を超え、相手に伝え動かす為の、最重要項目と位置づけ、ウェビナー基礎コースでは、全5回の講座の内1回を、異文化理解にフォーカスし、フレームワーク含め、具体的に学んでいくカリキュラムになっている。
なぜなら、留学したり、働いたり、外国で生活するようになると、語学力や綺麗な話し方を身に付けるだけでは、到底突破できない「異文化」という課題に直面するからだ。
知識と具体的手法を学び、最短距離で成長を目指す
ブレークスルーのウェビナー基礎コースとは、当メディア編集長で、ブレークスルースピーキング代表信元が日本人向けに開発した「ブレークスルーメソッド™」を用い、言語・文化の垣根を超え、伝え動かす世界標準(グローバルスタンダード)のプレゼン・スピーチ術を、最短効果的に習得できる、短期集中型の、ビジネス特化型オンライン講座(ウェビナー)だ。
英語を頑張るより、まずは、異文化理解を深め、文化の違う相手に、自分らしさを失わずに、適切に伝える手法を知れば、結果的に、自分が目指すゴールに早くたどり着けることを、私も信元も遠回りしたことで、身をもって学んだ。そうした経験を元に開発したのが、「ブレークスルーメソッド™」だ。
スピーチ・プレゼン?と聞くと、自分には関係ないと思うかもしれないが、基礎コースで教えているのは、CQアップに必要とされる、文化の違いを理解した上で、臨機応変に相手にとって効果的な表現手法(言語・非言語両方)を用い、伝え、動かす為の知識と具体的な手法だ。
あなたがグローバル市場に出た時、最も顕著に表れるのが、異文化間における誤解といった、コミュニケーション上の課題だ。それを解決し、グローバル人材に必要なCQをスムーズに伸ばし成長していくのに、ブレークスルーのウェビナー基礎コースが、大いに役に立つだろう。