学校では学べない「グローバルに伝わるスピーチ術」ー親子で挑んだ画期的ワークショップ開催レポート

「信元夏代のスピーチ術」編集長 信元です。

2025年3月23日(日)、東京・大崎にて、画期的な親子向けワークショップ【Global Breakthrough!未来を描き、世界へ届ける!】が初開催されました。

中高生とその親御さんが“同じ土俵”でスピーチ力と未来設計を学ぶという、初の試みです。参加者の皆さまからは「一生モノの学びになった」「スピーチ大会では得られない実践力が身についた」と、多くの感動の声が寄せられました。

グローバル人材に必要な資質とは?

第1部では、米国プロスピーカー最高峰の資格CSP®を日本人で初取得した信元が登壇。中高生が参加するからと言って内容を薄めることなく、通常信元がグローバルエクゼクティブ向けの研修で使っている内容と同じ内容の本格的なプレゼンテーション講座を展開しました。

さすが、このような講座に参加した中高生たちは意識もレベルも高く、発言も活発かつ高度で、講師の信元も手ごたえを感じるセッションでした。

まず最初のアイスブレイクでは、「グローバル人材に必要な資質は何か?」という質問を投げかけたところ、中高生からも大人からも、次のような資質が多く上げられました:

・コミュニケーション力

・ものおじしない姿勢

・発言力

これらの意見を総合し、信元は、「アサーティブ・コミュニケーション」とまとめました。

アサーティブ、とは、自分の考えや意見を率直かつ明確に表現することです。

ですから、アサーティブ・コミュニケーションとは、相手の気持ちを尊重しつつ、たとえ反対意見だったとしても、堂々とものおじせずに、気持ちよく自己主張できる状態を指します。

日本人は、つい、自分を下げ、相手を高めることで敬意を表する、つまり、謙遜する習慣が身についていますが、相手を高め、同時に自分を高めることだって実は可能なんです。そんな「在り方」が、グローバルで渡り合っていくためにはまず必要。そしてその状態を保ちながら、相手に「伝わる」ようにメッセージを簡潔・簡明・明瞭に伝え、相手のメッセージもしっかりと受け止めることができる力。それがグローバルで通用するアサーティブ・コミュニケーションなのです。

中高生も大人も本気!スピーチのプロが直接指導する“グローバルに伝わる力”

第一部のグローバル・プレゼン講義では、以下のような内容についてお話ししました:

  • “伝える”と“伝わる”の違いとは?

     つい、「自分は伝えた!」と主張しがちです。でも、その「伝えた」メッセージは、相手に、確実に、自分が意図したように「伝わった」でしょうか?「伝えた」と「伝わった」はまるで違うことです。自分目線から聞き手目線へのシフトが、スピーチの説得力を大きく左右することを事例を通じて実感していただきました。そして明日から実践できる、”伝える”を”伝わる”に簡単に転換させる秘密も伝授しました!

  • ワンビッグメッセージ®の作り方

    あれもこれも「伝えよう」としてしまうと、逆に「伝わらなく」なってしまいます。それは、情報過多になってしまったり、どれが一番大事な情報なのかが分かりずらくなってしまうからです。「聞き手視点」で見たときに、相手にとってどんな情報が重要で、それを伝えるためにはどんな構成で話を組み立てるべきなのか?まず、沢山伝えたい情報の中から、これはどうしても伝わってほしい!という最も大切なたった一つのメッセージ、「ワンビッグメッセージ®」を引き出すことが大切です。そのプロセスはとても複雑で、砂金探しをしているような感じでもあります。論理的に話を組み立て、「ワンビッグメッセージ®」が一貫性を持って聞き手に届くようにするためには、どのような思考法を使えばいいのか?戦略コンサルが日常使っている、いくつかのツールを伝授しました。

  • 論理的に情報を整理する技術

     「論理的ではない」話に共通する3つの落とし穴を解説し、次に、戦略コンサルならではのロジカル思考の基本であるピラミッド構造や、So What Why So、MECEについて学び、なんと「メロンショートケーキ」を例に挙げた演習を通して、ロジックの組み方を習得しました。

  • 信頼される話し方のデリバリー

     ビジネスでも学校でも活きる、信頼感と共感を得る話し方、間の取り方、そして、最初から一気に聴衆を引き込むオープニングと、力強く終えるクロージングのコツなどをお話ししました。

今回のセッションの最大の特徴は、(親以外の)大人と中高生がペアを組み、それぞれが準備してきたテーマに基づいて2-3分のスピーチを披露しあったあと、「相互フィードバック」を行った点です。大人は“中高生にも伝わるスピーチ”を、中高生は“大人を納得させるスピーチ”を目指して発表し、互いに意見を伝え合うというユニークな仕掛けが、深い学びと驚きを生みました。
始まる前は、知らない大人といきなり組んで、建設的なフィードバックを伝える勇気があるかどうか、若干の心配もありましたが、最初にグラウンドルールとして、次の3点を守るよう、指示出ししました:

  • 臆せず意見を伝えること
  • 「全部良かったです」は無し。必ず課題点を1つ挙げること
  • サンドイッチ手法で、まずは良い点、次に必ず課題点、最後に良い点、というように、良い点でサンドイッチのように課題点を挟んであげること

そのおかげもあってか、大人も中高生も、お互いに気持ちよく建設的なフィードバックを提供することができたようです。とくに中高生にとっては、大人に建設的なフィードバックを提供する機会などほとんどないでしょうから、とても良い経験になったことと思います。

会場となったソニー・ブリッジターミナルはとても素敵な空間で、畳の上やクッション、ソファー、カウンターなどに座ることもでき、それぞれのペアがくつろいだ状態で話ができたことも、良い場づくりに貢献していたと思います。


親子で“未来を逆算”する──ホロスコープ×コーチングで才能と道筋を可視化

第2部では、世界10カ国以上にクライアントを持つ、占星術を使った未来逆算コーチ・高木悠凪(はな)氏が担当。

子どものホロスコープをベースにした「未来逆算コーチング」で、次のような内容が提供されました:

  • ホロスコープから子どもの思考パターンや才能を分析

  • 月星座を用いたやる気を引き出す声かけ法

  • リロケーション占星術で、学びに最適な地域を特定

そして公開コーチングデモでは、高校生のKさんの星回りを見ながら、カフェで対話しているような雰囲気でコーチング。もうすぐ大学の進学先を決めなければいけない時期のKさんは、自分の選びたい道が正しいのか迷いがあったそうですが、星回りを見てみると、ずばり、その方向性が向いている、と分かり、更に、いつ頃にアクションを起こすべきタイミングが来るのか、なども分かり、そこから逆算して今から何をどんなペースで準備していったらいいのか、次々とアクションが明確になっていきました。そしてKさん本人も、「迷いがあったけれど、星を見てもらって自信がついた」との感想。

「過去を変えることはできないけれど、“未来は《今》から変えられる”。」──このワークを通じて、参加者はそれぞれの“可能性”に光を当てられたようです。

グローバル人材に必要なのは、「伝える」力ではなく「伝わる」力

現在、中高生の進学においても「総合型選抜(AO入試)」や「自己推薦」など、自分をアピールする力が強く問われています。海外留学を考えるならなおさらです。また、社会に出たあとも、就職活動・ビジネスプレゼン・起業など、あらゆる場面でスピーチは避けて通れない道です。

相手が異文化の人でも、違う年代や立場の人でも、違う業界の人でも、違う価値観の人でも、アサーティブに自分の考えを伝え、相手に「伝わる」ところまでこぎつけられるか。

今回の【Global Breakthrough!】は、まさにその“原点”を体感できる場でした。

 

参加者の皆さまからは、次のような声が寄せられました:


「娘の将来に役立つ貴重な学びを得ました」(T.M.さん)

「占星術で自分の適性が分かり、自信が持てました」(M.K.さん)

「子供が主体的に行動する姿に感動しました」(Y.M.さん)

「相手が年代が全く違うので、普段の自分の当たり前が当たり前ではないというのが非常に新鮮でした。どうやったら価値観が違う相手に伝わるのかを工夫する良い勉強になりました。」(H.O.さん)

「見ず知らずの大人と子どもが真剣に対話してるというのは、すごいこと。普段、身の回りに居る人としか関わることがないので、日本人どうしでも異文化交流になっていました。」(H.T.さん)


今後もこのワークショップはご希望により、不定期開催を予定しています。

学校では教えてくれない「伝わるスピーチ」と「未来を描く力」を、親子で学びませんか?

🌍 主催:Global Breakthrough!事務局

信元夏代(CSP®認定スピーカー/プレゼンテーション戦略家)

高木悠凪(占星術コーチ/未来逆算ナビゲーター)

📸 当日の様子はこちら ▶︎

親以外の大人と子供がペアになって建設的なフィードバックを出し合う、前代未聞の取り組み!畳に座ってリラックスしているペアも。
高木氏による、未来逆算コーチングの公開個人セッションでは、Kさんの将来の進路についてお話をしました。
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