世界標準の話し方習得の第一歩は、まず「何故?」を知ること。つまり、どうしてあなたがスピーチやプレゼン、人前で上手く話せないか、その根本を理解する事からはじめます。最初の講義では、ほとんどの日本人が話し下手な原因と、その打開策を紹介します。
「Show&Share」で、幼稚園から自分の言葉で伝える訓練をするアメリカ
私には小学校低学年の娘がいるのですが、彼女が通うニューヨークの学校では、幼稚園の頃からShow & Shareという取り組みがありました。これは、みんなにシェアしたいモノを持ってきたり、楽しかった出来事についての写真を見せたりしながら、それをクラスメートの前で説明する、というものです。普通はShow & Tellというのですが、Tellだと一方的なので、Shareなのだそうです。もちろんまだまだコミュニケーション力も足らないので、先生に助けられながら言葉を捜して発表するのですが、それでも、自分の言葉を見つけて、伝える、という訓練をこんな小さなころからしているわけです。
日本人がプレゼンやスピーチが苦手なのは話す訓練をしてこなかったから
日本人は、そんな教育を受けてきていませんから、そもそも人前で話す、しかも異文化の人たちの前で、プレゼンしたりスピーチしたり、というのは日本人は最も苦手、と言われています。日本は、グローバルリーダーが不足していたり企業のグローバル化が大きくおくれている、と言われていますが私はここに大きな原因があるのでは?と思っています。
話す技術は大人になってから習得できるスキル
でもアメリカでは幼稚園からパブリックスピーキングに親しむ環境があるというのに、我々日本人はいまさらムリじゃないか!と思いたくなりますが、パブリックスピーキングは、生まれ持っている力ではなく、習得可能なスキルです。ですから、効果的に学んでいけば、今からでも十分身につくスキルです。それを最短で、効率よく学べるのが、ブレイクスルースピーキングのウェビナーコース(オンライン講座)です。
英語ができる=グローバル!ではない。あなたが英語力より先に身に付けるべきと。
ここでひとつ、強調しておきたいことがあります。
それは、「異文化の人に対して行うグローバル・パブリックスピーキング」は、英語力を伸ばそうと思ってもあまり意味がない、ということです。
「社内公用語を英語にした」とか、「あの人は英語力抜群!」、なんて聞くと、あたかもグローバルスピーカー!っていう印象を受けますが、ならば日本語で、日本語べらべらの外国人相手にスピーチをしたら、彼らを説得できるようなスピーチが出来ますか?!というとそうとも限らないはずです。英語はあくまでツールにしか過ぎません。
グローバルリーダーに必要なスキルは「異文化対応力」と「グローバルコミュニケーション力」
日本人がもっとグローバルに、グローバルリーダーとして活躍していくためには、人材の多様性を受容しつつ、価値観を伝達・浸透し、国や文化を超えた人々を束ねて変革や革新を実現していくことのできる力、つまり「異文化対応力」と「グローバルコミュニケーション力」が必要不可欠です。決して英語力、ではない、ということです。
「グローバル・パブリックスピーキング」が日本人の“苦手”を解決する
ブレークスルースピーキングのウェビナー基礎コースは、話すこと・伝えることを訓練してこなかった日本人向けに開発した「ブレークスルーメソッドTM」で、世界標準の話し方「グローバル・パブリックスピーキング」を効果的に学び習得していただくオンライン講座です。単純にスピーチやプレゼンができるようになるのではなく、国内外問わず通用する〝世界標準の話し方”の基礎をしっかり習得し、様々な現場で活かせることを目的としているのが特徴です。
じゃあ具体的に「異文化対応力」と「グローバルコミュニケーション力」とはどんなスキルのことなのか?ブレイクスルースピーキングのウェビナー基礎コースで学ぶ内容からご紹介いたします。
まとめ
- 日本人が人前で話すことが最も苦手とされるのは伝える訓練をしてこなかったから。
- 人前で話す技術は誰でも大人になってから習得可能なスキル。
- 「グローバル・パブリックスピーキング」とは国内外問わず通用する世界標準の話し方
- 英語力=グローバルではない。英語より前に習得すべきスキルは「異文化対応力」と「グローバルコミュニケーション力」。
アメリカでは幼稚園からShow&Shareという方法で自分の言葉で伝える訓練をしていますが、日本ではそういった訓練をしていないこと、これが日本がグローバル化から大幅に遅れを取る原因だと考えます。幼少期から伝える訓練をしていない日本人でも、グローバル化に対応するコミュニケーションスキルを習得する事ができます。「グローバル・パブリックスピーキング」が、日本人の苦手克服とグローバル化の鍵となります。