「相手をカボチャと思え」では、聞き手に伝わらない
「人前で話すのは得意じゃないんです」「大勢の前で話すと、あがってしまうんです」
そういう苦手意識がある方も多いのではないでしょうか。そういう悩みの解決法で、よくいわれるアドバイスが、「聞き手をカボチャと思え。そうすればアガらない」というセリフですよね。
しかしながらこれはスピーチ/プレゼンでは絶対にしてはならないことなのです。
なぜなら相手がモノであれば、あなたが一方的に語りかけているだけになるからです。そうです、「自分視点」です。
カボチャだと思ってしまうと、自分の世界にこもって、なにも聞き手に伝わらなくなるのです。
相手とつながって感情をキャッチボールしながら、相手の心と頭を動かすというのがスピーチ/プレゼンの要です。カボチャが相手では動いてくれません。
一人一人の聞き手とつながることで、人前で話す恐怖を克服
プレゼン / スピーチでは、一番大事なのが、聞き手と感情のキャッチボールをすることなのです。
もうお分かりですね。「聞き手視点」です。聞き手とつながれば、人前に立ってみんなの目が自分に向けられている!!!という恐怖が薄れてきます。聞き手とつながりやすくなるためには、「かぼちゃ」ではなく、一対一の対話が同時多発的に発生している、と考えましょう。
だって誰か一人とカフェで話したりするのは緊張などしませんよね?
それが一度にたくさんの人とできてしまうスーパーパワーが身についたのだ!そう考えると、少し楽しくなってきませんか?
<動画>リップシャッツ信元夏代「人前で話す恐怖を克服!」
「聞き手をカボチャと思え。そうすればアガらない」というセリフをよく耳にしますよね。しかしながらこれはスピーチ&プレゼンでは絶対にしてはならないことなのです。大切なのことは聞き手視点です。