【全3回シリーズ:スピーチ、プレゼンはマーケティング戦略と同じプロセス】第1回-スピーチの原稿を書き始める前に必要なこと

「信元夏代のスピーチ術」編集長 信元です。

相手を説得したい、大切な情報を伝えたい、購買などの行動喚起をしたい、感動を与えたい、意識改革をしたい…。
皆さんがプレゼンやスピーチをする際、さまざまな目的があることと思います。

目的は異なれど、すべてのパブリックスピーキングに共通しているのは、聞き手に何らかの影響を与えたいという点です。

しかし、スピーチをする際、大体最初にすることは何でしょうか?
ほとんどの人は、まず原稿を書き始めたり、パワーポイントに向き合うことからはじめます。

でも考えてみてください。

マーケティングの戦略設計をする際、自分が作りたいものを最初に考え、なんとなくあたりをつけて、いきなり商品開発をしたりするでしょうか?

しませんよね。
対象となる市場やターゲット顧客の調査や分析をまず行って、市場性やニーズ、顧客の行動パターンなどをよく知ることから始めるはずです。

「オレオレスピーカー」からの脱却

スピーチも実は同じなんです。

いきなり原稿を書き始めたら、「聞き手が何を求めているのか」ではなくて、「自分が何を言いたいのか」に偏ってしまうと思いませんか?自分視点の持論ばかり語っていたら、お酒の席でも相手に嫌われてしまいます。

しかし、スピーチをする際、知らず知らずのうちに、そんな「オレオレスピーカー」になってしまう人は意外にも多いものです。

「オレオレスピーカー」にありがちなフレーズ

「わが社はお蔭様で高い評価を得ております」
「わたくしのバックグラウンドをまずお話します」
「我々はあなたにこんな素晴らしい商品を提供できます」

といったフレーズに心当たりはありませんか?

商品やサービスが顧客視点のものである必要があるのと同じように、スピーチも聞き手にとってどんなベネフィットや学びが得られるのか?という「聞き手視点」でなければ、誰もあなたの話を聞こうとはしてくれないでしょう。

原稿を書き始める前に必要なプロセス

よく知りもしない相手に影響を及ぼすのは大変なことです。
ですから、原稿を書き始める前に、マーケティングでいうところの「調査・分析」のプロセスが非常に重要なのです。

このシリーズ(全3回)では、スピーチ構成の前にすべきこととして、どのような観点から調査・分析し、それに基づいてどんなメッセージを構築していくのか、という極めて重要かつ戦略的なプロセスについてお話します。

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