これから英語でスピーチをする方へ
”信元夏代のスピーチ術” 編集長、プロフェッショナルスピーカーの 信元です。
異文化、グローバル、海外 などと聞いた途端、「英語が苦手だから…」と考えてしまいがちです。
しかし、グローバルリーダーとして、文化や言葉、価値観の異なる人たちにしっかり意思を伝え、理解してもらい、共に動いてもらうために必要な力は、実は「語学力」ではありません。
話す相手がたった1人でも、10人のチームでも、あるいは何百人の聴衆でも、彼らの心を捉え、共感してもらい、何らかの行動につなげることができるかどうか。
つまり、言語が何であれ、相手に伝わり、相手を動かすグローバル・パブリックスピーキング術こそが、必要不可欠な力です。
そしてこのグローバル・パブリックスピーキングの技術は、何も英語で、異文化の人に向けて話す場合だけに限りません。同じ日本人でも、性別、世代、職種、地域、役職、家庭環境…などによって価値観は大きく異なります。
ですから、グローバル・パブリックスピーキング術は、非日本人相手にはもちろんのこと、日本人同士でも使える、真のグローバルリーダー必須のスキルなのです。
はじめにこちらをお読みください。
現在、私はアメリカで、プロフェッショナルスピーカーをしています。
日本でもTEDトークはおなじみとなっていますが、無償でスピーチを行うスピーカーとは異なり、プロフェッショナルスピーカー とは、ビジネスを中心とした公の場で、あるトピックの専門家として有償で講演や研修などを行うスピーカーのことです。
私は異文化コミュニケーションやグローバルリーダーシップ、戦略的思考についてのトピックを専門としています。プロフェッショナルスピーカーが行うスピーチは、平均1時間前後、中には丸一日に及ぶこともあります。
私自身は日本で育って、日本の教育を受け、インターナショナル校にも通ったわけでもなく、英語ネイティブではない「純ジャパ」の日本人です。
にもかかわらずニューヨークを拠点として、プロフェッショナルスピーカーとして、英語と日本語で講演活動をしています。しかもアメリカでも5万人ほどいるといわれるスピーカーの中で、3500人のみが所属する先鋭集団の、全米スピーカー協会プロフェショナルメンバーにも認定されています。
でもそれは「英語力があるから」ではありません。
英語ネイティブの語彙力は、2万~3万5千語といわれていますが、私が語彙力テストで試してみたところ、なんとお恥ずかしながら1万語ほど。これは8歳児の語彙力 に匹敵するそうです。
つまり8歳児の語学力でも、ネイティブの大人に勝つことができるのです。伝える力は決して語彙力によるものではないとお分かりいただけるでしょう。
ですから英語でも、そして日本語でも人見知りで口数が少ない人でも、8歳児の語彙力を持っていれば十分プレゼンで聞き手を動かすことができるのです。
でもそのためには、「戦略」が必要です。
本メディアでは、誰でも、8歳児の英語力でも、相手に伝わり、相手を動かすことのできるスピーチ・プレゼンを作るための「戦略」のコツを惜しみなく公開していきたいと思います。
まずは、全4回にまとめた以下の記事をお読みいただけたら幸いです。
ニューヨーク大学でのMBA取得で留学中、自己紹介で頭が真っ白になっていた私が、ニューヨーク州のスピーチコンテスト決勝戦で準優勝するまでに成長したのは英語力を鍛えたからではなくマッキンゼー・経営コンサルタントで使う、思考法を鍛えることだった。
英語でも日本語でも、相手に影響を与える「聞き手視点」のスピーチを実現するのにマーケティングの手法が有効です。【第2回】「スピーチはマーケティング戦略に似ている」では、聞き手に何かベネフィットを持ち帰ってもらうために必要な原稿準備のポイントをご紹介します。
「聞き手をカボチャと思え。そうすればアガらない」というセリフをよく耳にしますよね。しかしながらこれはスピーチ&プレゼンでは絶対にしてはならないことなのです。大切なのことは聞き手視点です。
「同じ人間なんだから根っこは一緒」と思うかもしれませんが、グローバルビジネスに携わっていると、根っこは意外と一緒ではないのだな、と思わされることも少なくありません。文化の違いは、価値観の違い、コミュニケーションや考え方の違いなどに大きく影響します。
この「20字本」こと、「20字に削ぎ落せ~ワンビッグメッセージで相手を動かす」(朝日新聞出版社)では、全米で5万人以上いるといわれるスピーカーの中でも、少数の先鋭部隊3500人が集まる全米プロスピーカー協会のプロフェッショナル会員である信元が、日本人のための勝てるプレゼン術をわかりやすく伝授しています。
言語・国籍問わず相手に伝わり動かす!世界標準のプレゼン・スピーチ術なら
ブレークスルーウェビナー基礎コース
ブレークスルーウェビナー基礎コースは、本メディア編集長信元が代表を務めるブレークスルースピーキングの超少人数型オンライン講座(ウェビナー)。
MBA取得で単身米国に渡り、ニューヨークで経営戦略コンサルタントx米国唯一の日本人プロフェッショナルスピーカーとして活躍する中で培った、言語・国籍問わず、相手に伝え動かす為の知識と技術を、日本人向けのノウハウ『Breakthrough Method™』として凝縮。
このブレークスルー唯一無二のノウハウ『Breakthrough Method™』を、NY在住の専任講師が講義xワークで進むインターアクティブな講座で余すことなく伝授。言語・国籍問わず相手に伝わり動かす世界標準のプレゼン・スピーチ術『Global Public Speaking®』の基礎を1か月(週1回x4回)、最短・効果的に習得できます。
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