- 2021年10月16日
日本人の顔の表情が誤解の原因?! 文化の違い具体例 非言語コミュニケーション
日米の顔のしぐさ・表情による表現方法の差は大きく、お互いの理解の妨げになることがある。だから、お互いの文化の違いをよく理解して、リハーサルを十分にしてから、スピーチ・プレゼンをすることで誤解を避け、あなたの真意が相手に伝わるように努めたい。
日米の顔のしぐさ・表情による表現方法の差は大きく、お互いの理解の妨げになることがある。だから、お互いの文化の違いをよく理解して、リハーサルを十分にしてから、スピーチ・プレゼンをすることで誤解を避け、あなたの真意が相手に伝わるように努めたい。
先月6月15日、ニューヨーク州のクオモ州知事は、コロナウイルスのワクチン接種対象者(18歳以上)の70%が最低1回接種したことにより、様々な制限を解除する、と発表しました。 一方日本では、オリンピックを目前に控えた7月13日時点でも、ワクチン接種率(少なくとも1回接種)はいまだ31%とのこと。 なぜ日本でのワクチン接種率がいまだ低いのでしょうか。 多様、かつ、複雑な原因が入り組んでいるものの、この現象を、あえて異文化理論から読み解いていきます。
非言語コミュニケーションには多くの利点があると同時に、それが効果的に使われないと多くの誤解を生む温床にもなる。言語と非言語コミュニケーションの違いを理解し、うまく組み合わせることで、よりスムースな異文化間コミュニケーションが取れるようになる
結論から話すことで、話の要点がはっきりして、あなたの話が分かりやすくなる。これを習慣化できれば、グローバル社会でのコミュニケーションはお手の物。ディベートにも強くなれる。しかし、意外とこれを習得するのは難しい。普段の会話から意識して練習してみよう
自分にとっての当たり前は、相手にとって当たり前ではない。もしコミュニケーションがうまくいかないなら、そこの見えないギャップを浮き彫りにして、クリアにすれば、外国人との会話も弾むだろう。
英語をマスターすればグローバルに活躍できると思ったら大間違い。グローバル化には異文化に対する深い理解がまず必要だ。身近の小さなグローバルコミュニティに属し、それを育てることで自分が成長できる。
真のグローバル化とは、異文化間でのコミュニケーションをより円滑に行うことであって、英語をマスターすることが目的ではない。それは、楽天のように社内公用語英語化することだけがグローバル化成功の鍵とは限らず、トヨタ、EUでは違う手法でグローバル化に成功しているからだ。
あなたの意図が伝わらないのは、日本人特有の「省略」が原因であり、その省略によって論旨がストレートに進まない。英語を学習する前に、日本語でいいから、ロジカルに、ストレートに論旨を運ぶ訓練をしよう。そうすればあなたの英語力も、外国人とのコミュニケーション能力も飛躍的に向上するだろう。
ストレートに表現するだけが英語ではない。英語にも日本人的な言い回しがある。例えば、何か感じ良くソフトに断りたい時は、"I wish I could."(残念ながら…)を使ってみよう。柔らかく丁寧で、しかも断る意志がハッキリ伝わる、まさに日本人の心にぴったりくる断り表現だ。
上辺だけの英語にとらわれて、本当の相手の気持ちを汲まないと異文化間コミュニケーションは成り立たない。変に相手に迎合せず、状況に応じ、自分らしさや日本人として誇りを持ち、気持ちを豊かに表現できるのが真の国際人だと言えるだろう。